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イントゥルーダー

最近、高嶋哲夫さんの『イントゥルーダー』という小説を読みました。

タイトルの「イントゥルーダー」というのは「侵入者」という意味で、高名なコンピューター開発者の主人公が、ある日突然25年前に別れた恋人から息子がいること、そしてその息子が事故に遭って生死の境を彷徨っていることを知らされ、平穏な生活に侵入してきた「侵入者」である息子の事故について調べる内に事件に巻き込まれてゆくというストーリーなのですが、1999年にサントリーミステリー大賞及び読者賞を受賞した作品だけあって、なかなか面白かったです(以下ネタバレありますので、ご注意下さい)。


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魔道師の月

最近、乾石智子さんの『魔道師の月』という小説を読んでいます。

災いを起こす邪悪な木を人々が何とかしようとする異世界ファンタジー物なのですが、半分程読んでもどこにどう繋がっていくのかよくわからない人がいたりして、かなりボリュームがあるストーリーですね。

登場人物が多いおかげで、やっとキャラが掴めてきた頃に視点が別のキャラに移ってしまい、最初はなかなかストーリーに入って行けなかったのですが、中盤になってストーリーの全体像が見えてきたこともあり、やっと没入できるようになってきました。


長年の疑問が解決

田中芳樹さん原作の小説を荒川弘さんがコミカライズされた『アルスラーン戦記』というアニメが放送中です。

CLAMP先生が田中さんの『創竜伝』(文庫版)のイラストを担当されていたことがきっかけで、『創竜伝』はかれこれ十年以上前から愛読していましたが、『アルスラーン戦記』はノータッチだったので、毎週続きを楽しみに見ています。

王都を敵に奪われたアルスラーン王子が仲間達と共に立ち上がり、両親と国を救うべく奮闘する物語で、これだけ書くと典型的な貴種流離譚っぽい感じなのですが、一味違うのはアルスラーン君のお父さんがかなり酷い人というところですね。