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『名探偵コナン 隻眼の残像』を観てきました!

先日、家族と一緒に『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』を観てきました。


小五郎のおじさんの情に厚いところとか、決める時にはびしっと決めるかっこいいところとか、小五郎のおじさんの素敵な面をたくさん見せてくれる、見応えのある一作でしたね。

コナン君の映画と言えば爆発ですが、今回のアクションは銃撃戦がメインで爆発控えめ、ミステリーらしくちゃんと推理もあって、刑事ドラマのような趣きで良かったです。

加害者が償いの気持ちを持って被害者の墓前にそっと花を供え続けたり、その加害者をできれば許したいと思う親族の方のエピソードには、とても考えさせられましたし、親族の方の苦悩に思いを馳せて、思わず泣いてしまいました。

かつての劇場版では被害者が「自分はこんな酷い目に遭わされた!」と滔々と語っていても、全く悲しいと思えなかったのですが、『ハロウィンの花嫁』以降は大切なものを失ってしまった人達の悲しみや苦しみがとてもよく伝わってきて、もらい泣きしてしまうことが多いです。

近年はミステリー要素よりアクション要素が強くなっていますが、ドラマパートは以前より格段に良くなっていると思うので、個人的には初期や中期より、近年の劇場版の方が好きなものが多いですね。

いつの間にか話が逸れてしまったので、話を『隻眼の残像』に戻しますが、今回は長野にある野辺山天文台の辺りが事件の舞台になっている関係で、長野県警の皆さんもかなり活躍していました。

度々目に傷がある状態で登場している大和警部の目の怪我が、映画本編の10ヶ月前(しかもその後しばらく意識不明で入院)というのは、流石に無理があるだろうと思わずにはいられませんでしたが(笑)、そもそも季節が何度巡っても作中の時間はほとんど進んでいないことになっている時点で、ツッコミを入れてはいけないところなのでしょうね、はい。

個人的に今作はとても面白かったので、上映終了までにもう一度観に行きたいと思っています。





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