嗚呼、ワンパターン
C★NOVELSさんへの投稿作に目処が立ったので、先週からぼちぼち次回作を書き始めました。
とは言っても、途中まで書いて放棄していた作品の手直しを始めただけなのですけどね。
久々に原稿を見てみたら、40×40で90枚まで書いてあったのですが、あまりに使えなくて結局ほぼ一から書き直す羽目になりました。
ちなみに現在7枚目です。
執筆中断以前からどうにもいいものを書いている手応えがないなあと思っていましたが、改めて見直してみるともう酷いとしか言いようがないですね(笑)。
どの情報をいつ開示すべきか整理できていないわ、設定がテーマに上手く絡んでいないわ、キャラクターはあまりにも薄っぺらいわ、いろいろ大変なことになっています。
しかもよくよく見てみれば、ラスボスが前作同様主人公の友達のお兄ちゃんという謎の共通点が(笑)。
「前作は兄と弟、今作は兄と妹だから、まあいっか」と思ったのかも知れませんが(最早設定を考えていた当時の記憶はほとんどない私です)、設定を練り直していく中であまりのワンパターンぶりを無視できなかったので、急遽ラスボスの設定を主人公の友達の幼馴染みに変更しました。
多少関係性を変えても、ストーリーの大枠は変わらないですしね。
その他の設定も細かいところを多少弄ったり、足したりしただけで、大半がそのままですし。
しかし何故そこまで主人公の友達のお兄ちゃんをラスボスにしたがるのか、自分で自分がわかりません(笑)。
基本的に自分と共通点が少ない人の方が書いていて楽しいので、そのせいもあるのかなとは思いますが。
私は3人兄弟の長女で、下に弟と妹が1人ずついるという人ですから、お兄ちゃんとかお姉ちゃんがいるってどんな感じなのかよくわからず、想像のし甲斐がありますし。
しかしこれ、お兄ちゃんをラスボスにする理由には全くなってないですよねえ……。
特にトラウマがある訳でもないのに、どうしてかついついお兄ちゃんを悪く書きたくなるようです。
世のお兄ちゃんの皆さん、ごめんなさい(笑)。
「急がば回れ」とばかりにまずはまともに書けそうな方から書き上げて経験値を上げる作戦に出た今作ですが、その作戦は成功だったようで、今のところ以前より随分マシに書けている気がしますし、順調に進んでいます。
相変わらず「バトルシーンの作戦立案はその時になったら」という計画性の低い書き方をしているので、その内絶対詰まりますが(笑)、キャラクターの様子を見ながら気長に作戦を立てようと思います。