今更で恐縮ですが
明けましておめでとうございます。
「師が走る程忙しい」と言われるだけあって、12月は日記を1日も書かずに終わってしまいましたが、お正月疲れも大分取れてやっと更新する余裕ができました。
今年も時間があまり取れないのは相変わらずだと思いますが、多少は余裕が出て来そうなので、日記の更新を以前のように週1ペースに戻して行けたらいいなあと思います。
執筆も再開したいですしね。
現在タイトルと同名のゲームが原作のアニメが放送中です(以下ネタバレありなので、ご注意下さい)。
学園に閉じ込められた、超高校級の技能を持つ高校生達が互いに殺し合うという殺伐としたストーリーなのですが、デフォルメ度数の高い絵柄なので、あまり怖くはないですね。
『名探偵コナン』ばりにあっさり人が死んで、大小様々にツッコミ所がある真相が弾丸のごとき勢いで明らかになって、あっさり事件が解決しますし。
ツッコミ所と言えば、第1の殺人でさやかちゃんという女の子が包丁がお腹に刺さった状態で血塗れで死んでいたのですが、「刺しても包丁を抜かなければ血塗れにはならないんじゃないかなあ(包丁が刺さった状態というのは包丁が栓の役割をしているので)」と思ったのは私だけでしょうか?
わざわざ包丁を1度抜いてから、「よし!動かなくなったぞ!駄目押しでもう1回刺しておくか!」と、プロのように念入りな仕事をしたのかも知れませんが、そうなると余計に犯人の黒さがアップしますね(笑)。
初めて人殺しをしたとは思えない程の冷静さが恐ろしいです。
ちなみに第1の被害者になってしまったさやかちゃんですが、誰かがドアを無理矢理開けようとして怖いからと、殺される前に主人公の男の子と部屋をトレードしていたのですが、これかなり酷いと思いませんか?
人がいい主人公君は快くトレードに応じていましたが、部屋をトレードするということは、さやかちゃんの代わりに主人公君が危険な目に遭う可能性があるということですし。
誰にも犯人だとわからないように人を殺せば学園から出られるというルールである以上、殺すのは誰でもいい訳ですしね。
「可愛い顔して絶対腹黒いぞ、この女(ファンの方すみません)」と思っていたら、何と部屋におびき寄せた別の男子を殺した後に、その罪を主人公君に着せようとしていたという予想を上回る黒さが明らかに!
超高校級のアイドルなんて言われていたさやかちゃんですが、陥れるターゲットを男子に限定している辺り、可愛いだけあって自分の武器をよく理解して立ち回っていたようです。
以前恩田陸さんの小説に、「無垢な美少女なんている訳ない。周りの人間の反応から自分が可愛いって絶対わかってるし、それが武器になるってこともわかってる筈だから」というような台詞があったのですが(うろ覚えなので、細かいところはいろいろ違うと思いますが、大体内容はこんな感じだったかと)、その見本のような子でした。
まあ、自分が可愛いという自覚があっても、その強みを積極的に武器にしようとしないさばさばした人もいるのかも知れませんが、そうでない美人は同性からすれば目障りですよねえ。
美人はただその美しさに嫉妬されるばかりでなく、多くの人にとって自分にない武器を使う脅威として認識されるからこそ、敵を作りやすいんだろうと思います。
個人的には女であることをひけらかして媚びるタイプの方が嫌いなのですが、嫌いなだけあって、この手の人は小説に出したことがありません。
書いたらキャラに幅が出るだろうとは思いますが、イライラして書き進められなくなりそうな気がするので、出さないと言うより出せないのかも知れませんね。
いつか書けたらいいとは思うのですが、もっと修業が必要そうです。
もう何度も書いていることですが、私は男の友情に萌える人です。
なので、主人公&コンビを組んでいる子が男同士だと萌えをエネルギーにして妄想力がパワーアップし、考えてもいなかったような設定や展開がぽろぽろ出てくるおかげで作品がどんどん広がって行くのですが、何故か男女ペアだとどうも上手く行きません。