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FINAL FANTASY 20th ANNIVERSARY !

FFシリーズ20周年を記念して、『DISSIDIA -FINAL FANTASY-』なるソフトが発売されるということをつい数日前に知りました。

歴代のFFシリーズに登場した様々なキャラクターが一堂に会し、セフィロスも出るらしいということで、You Tubeさんで検索をかけてみたところ、セフィロスが火山の噴火口の前にも関わらず涼しげに佇んでいましたね。

既に人間をやめている彼だからこそできることだと思いますが、生前も感覚がかなり鈍かったのではないだろうかと思います。

食べることに楽しみを見出すようなタイプには見えませんし、(彼も人並みに病気になったりするのかはわかりませんが)熱を出していても気付かないで動き回っていそうです。

私もかつては熱を出していると気付かずに授業に出ていて(一応「何か変だな。頭がふわふわするな」とは思っていたのですが)、友人に「保健室行って来なよ!」と言われて保健室で熱を計ったら、微熱があることが判明してそのまま早退したことがあります。

この話を別の友人にしたところ、「ちょっとでも体がおかしいと思ったら言ってね!」と心配されてしまったので、「これは自分で異常に気付かんと迷惑を掛けてしまう」と思い、熱を出した時の感覚を一生懸命思い出して、その感覚に近い感覚を感じた時には「熱が出ている」とわかるようになりました。

ちなみに高校生の時の話です。

15年以上生きていても感覚が鈍い人間にとっては、そんなこともわからないものなんです。

おかげで生きている実感にも乏しいような有様ですが、これでも以前よりは大分そういうことがわかるようになりました。

でもセフィロスは多分「生きている」ということを最後まで感じられなかった人だったのではないかと思います。

自分も他人も生きていると感じられなかったからこそ、「英雄」なんて呼ばれる程人を殺しても平気でいられたのではないかなと。

あくまで私の想像ですが。

さて、話が大幅にムービーから逸れてしまったので戻しましょう。

推定鈍感なセフィロスは『FFⅧ』の主人公・スコールと空中戦をしていたかと思うと、ほぼ垂直と思われる壁を結構なスピードで走りながら剣を交えていたりと、相変わらずの強さでした。

でもきっとまた敵なんでしょうね(笑)。

できればセフィロスとは戦いたくないのですが、それは好きだからではなく、単に「片翼の天使」のBGMの中刀を手に間合いを詰めてくる彼が怖いからです。

私にとって彼は、「RPG史上唯一の、戦って恐怖を感じた人」なんです!

それくらい怖いんです!

あのやたら不安を煽る曲を聞きながら戦うとどうしても平常心が保てず、結果彼を一度でぶち倒せた例がありません!

「きっとまた手こずらされるんだろうな……」と、今からちょっと遠い目をしている私です。

出てくれるのは嬉しいのですが、どうせならプレイヤーキャラクターになって欲しいですね。

『FFⅦ』で主人公のクラウドが過去を語るシーンでは、一時的に彼を操作できるのですが、無意味にメニュー画面を開いて装備を確認してみたり(セフィロスの愛刀の名前が「正宗」であることをこの時知りました)、正宗をぶんぶん振って敵をぶった斬ってみたりと、うきうきしながらコントローラーを握っていました。

セフィロスが主人公のゲームとか出たらなあと思います。

妹は「きっとセフィロスがペーペーから始めて、ソルジャークラス1stになるまでを描いたゲームになるんだよ!でもって、最後には当時のソルジャークラス1stを倒すんだ!」というゲームになるに違いないと予想していますが、ザックスのように死ぬところは描かない方が無難でしょうねえ。

大量無差別殺人やらかした挙句にクラウドに殺されて終わりでは、あまりにも後味が悪いので(笑)。

しかし、今回『FFⅦ』の主人公ではないセフィロスは出るのに、肝心のクラウドがムービーに出ていなかったのですが、まさか出ないってことはないですよね。

出番少ないんでしょうか、クラウド。

「闇っぽい」なんて言われてしまう人なので、『KINGDOM HEARTS』の時のように敵に回っていたりしてもおかしくない気はしますが。

もしこの仮定が正しいとすれば、クラウドとセフィロスは同じ陣営に属しているということになりますね。

作品が違っても、大抵クラウドがセフィロスを倒すために一方的に追いかけているというのは変わらないので、たまには違う関係に身を置いている2人というのも新鮮でいいかも知れません。

パラレルですし。

私は敢えてそういう彼らを書こうとは思いませんが(笑)、「何故彼ばかりが憎しみを抱えて苦しみ続けなければならないのだろう」と何だかクラウドが気の毒になってしまったりするので、たまにはゆっくりして欲しいと思います。

恐らく無理なのでしょうけどね(笑)。

最早クラウドにとってセフィロスを倒すのがアイデンティティーと化している気がしますので、セフィロスを倒した後クラウドが仲間達から離れて行ったのは、「これからどうやって生きて行けばいいんだ。もう全部どうでもいい」という燃え尽き症候群なところもあったのかも知れません。

とはいえ、クラウドが1人で暮らし始めるまでには2年程かかっているようなので、城に置いてある『罪と罰』ではそういう風には書きませんでしたが。

2年後まで燃え尽きっ放しというのはちょっと……(笑)。

実際には「全部終わって過去を振り返った時に、過去の罪の重さに耐えられなくなった」ということらしいですが、「おいおい、あの戦いは一体何だったんだ?」とクラウドを問い質してやりたいです。

とりあえず彼の苦悩を早く終わらせてあげたいのですが、『ADVENT CHILDREN』の新キャラをどう書いたものか悶々と悩んでいたりします。

やっぱり、いきなり出すと唐突過ぎですかねえ……。

とりあえずもう少し知恵を絞ってみることにします。







携帯電話は最早「電話」と呼べない気がする

PSP用ソフト『CRISIS CORE』中で流れるBGMの中に、「世に仇なす者」(FFⅦ「片翼の天使」のアレンジ)という曲があります。

一時期この曲を携帯電話の目覚まし音に設定していたのですが、以前祖父の家に泊まりに来た妹とこの曲で起きたら「信じらんない!目覚め最悪だよ!」と大不評でした。

確かに前奏からして何か恐ろしげなものが舞い降りてくる感じで、私も初めてこの曲で起きた時にはビビって思わず飛び起きましたが(笑)、不穏さに嫌でも目が覚めるという点では実に目覚まし向きと言えるでしょう。
 

ニブルヘイム事件の謎

これがなかったら『FFⅦ』という物語はなかったであろうというニブルヘイム事件。

掻い摘んで説明すると、まだ現役の英雄だったセフィロスが任務で訪れたニブルヘイムで己の出生の秘密を知り、その事実を受け止め切れずに村を焼き打ちして村人達を殺傷。

主人公・クラウドの幼馴染みであるティファとクラウドの親友だったザックスにも重症を負わせた挙句、クラウドに不意打ちを喰らい、反撃するも倒されてしまうという何とも悲惨な事件です。