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ニブルヘイム事件の謎

これがなかったら『FFⅦ』という物語はなかったであろうというニブルヘイム事件。

掻い摘んで説明すると、まだ現役の英雄だったセフィロスが任務で訪れたニブルヘイムで己の出生の秘密を知り、その事実を受け止め切れずに村を焼き打ちして村人達を殺傷。

主人公・クラウドの幼馴染みであるティファとクラウドの親友だったザックスにも重症を負わせた挙句、クラウドに不意打ちを喰らい、反撃するも倒されてしまうという何とも悲惨な事件です。

現在『CRISIS CORE』二周目の妹は、改めてこのニブルヘイムで起こった事件を見返して「クラウドって詰めが甘いよね」と言いました。

確かに後ろからセフィロスを刺した時点でちゃんと息の根を止めておけば、その後にセフィロスに串刺しにされたりしないで済んだでしょうにね(笑)。

しかもクラウドは只の一兵卒。

かたやセフィロスは英雄とまで言われた強者です。

いくら手負いとはいえ、真っ向から戦っていい相手ではないでしょう。

不意打ちというのは正しい選択だったと思いますが、セフィロスにやられてダウンしているティファやザックスを見ても、確実に一撃で仕留めようと思わないところがクラウドでしょうか(笑)。

しかも親友を素通りして幼馴染みの女の子を介抱しているって、ちょっとひどい気がします。

少しはザックスの心配もしてあげて欲しいものです。

それよりセフィロスにトドメを刺す方が先でしょうが。

その判断の甘さのせいでクラウドも重症を負い、ザックスやティファの命を更なる危険に晒してしまった訳ですし。

しかし串刺しにされたまま刀を鷲掴み、刀を持っているセフィロスをぶん投げて配電盤らしき所に激突させて黒コゲにするという荒業をやってのけたクラウドって、見た目の割にかなり怪力です(笑)。

クラウドとセフィロスとの身長差って、20cmくらいあると思うんですけど。

まあ、投げられたのはセフィロスがしつこく愛刀・正宗を握り続けていたおかげでもあるのですが。

でも彼、何だって手を放さなかったんでしょうねえ。

投げ飛ばされる前に手を放せば、死なずに済んだと思うんですけど(笑)。

多分正宗を手放すと丸腰になってしまうのでしょうから、そう簡単に手放す気になれなかったのもわかりますが、死んでしまっては元も子もないのでは(笑)。

まあ、床に足が付いてないクラウドにいきなり投げ飛ばされるとは思わなかったでしょうし、予想外の反撃だったのは間違いないでしょうが、百戦錬磨っぽいセフィロスがそれくらいのことで固まるというのもらしくない気がします。

製作者の皆さんとしても「クラウドがセフィロスをぶん投げる」というのはやはり無理があると思われたのか、『ADVENT CHILDREN』の限定版に付属されたオリジナルアニメーション作品『LAST ORDER-FINAL FANTASY Ⅶ-』では、クラウドに刺されたセフィロスがもはやこれまでと自分から飛び降り自殺を図るのですが、あまりにも彼らしくなくて違和感が凄かったですね(笑)。

やっぱりクラウドに頑張ってセフィロスを倒してもらうのがベストのようですが、あの時点で一体どうしたらあんなおかしいことにならずにそれが可能になるのでしょうか。

さっぱりわからないので、私がそのシーンを書くことは恐らくないでしょう。

既にオリジナルで何度も描かれていますしね。

事件が終わった直後は書こうと思っていますが、いつになるかは未定です。

地道に頑張ろうと思います。

 

 


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