携帯電話は最早「電話」と呼べない気がする
PSP用ソフト『CRISIS CORE』中で流れるBGMの中に、「世に仇なす者」(FFⅦ「片翼の天使」のアレンジ)という曲があります。
一時期この曲を携帯電話の目覚まし音に設定していたのですが、以前祖父の家に泊まりに来た妹とこの曲で起きたら「信じらんない!目覚め最悪だよ!」と大不評でした。
確かに前奏からして何か恐ろしげなものが舞い降りてくる感じで、私も初めてこの曲で起きた時にはビビって思わず飛び起きましたが(笑)、不穏さに嫌でも目が覚めるという点では実に目覚まし向きと言えるでしょう。
せめて「携帯端末」ならまだ違和感がないと思うのですが、『CRISIS CORE』で使われている携帯電話を見てもそう思いますね。
『FFⅦ』当時はPHSしかなかったのに、過去編の『CRISIS CORE』では何故か携帯電話が普及していて、戦闘訓練用の仮想世界を携帯電話でコントロールしたりしていました。
恐らく指導教官に会社が支給した特別製なのでしょうが、ULTIMANIAに書いてあった「一本の電話に崩れ落ちる仮想世界」という文章がどうにも間抜けで仕方ありません。
そもそもザックス達が携帯電話で話している姿からして違和感を覚えてしまうのは私だけでしょうか。
携帯端末が駄目という訳ではないですが、ファンタジーなのでどうせならデザインを変える等して欲しかったなと思います。
弟も『BEFORE CRISIS』のプロモーションビデオで、新羅なる会社の総務部調査課(諜報、調査、暗殺などを担う部署。通称タークス)の人達が携帯電話で話しているのを見て、「諜報活動とかするような連中なんだから、もうちょっとスマートな通信機器使ってくれ」と言っていました。
イメージって大事ですね。
という訳で「Sevens Party 2」で頒布したセフィロス小説では、頑なに「携帯端末」で通しました。
物は「携帯電話」なのですが(できれば違う機能や形状の物がいいですが、考えるのが面倒だったのでご想像にお任せします(笑))、あくまで「携帯端末」です。
言葉から受けるイメージの問題ですが、妹にも「携帯電話」よりは「携帯端末」の方が違和感がなくていいと言われましたし。
という訳で、今後『FFⅦ』の二次創作で携帯電話を書く時も「携帯端末」で統一しようと思います。
と言いながら、今城に置くべく書いている作品でうっかり「携帯電話」と書いていたことに気付きました。
忘れない内に修正しておこうと思います。
では。
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