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コバルトさんのノベル大賞に応募しました

規定枚数105枚をフルに使った、実話を元にした話です。

現代を舞台にした恋愛ものだったりします。

コバルト読者さん向けにいろいろと設定を変えたりしているので、最早ほとんどフィクションですが(笑)。
今回は一応実話が元になっているということで一人称やシリアス路線で書く気になれず、三人称コメディ風味にしてみたところ、妹には「今までで文章が一番いい」と言ってもらえました。

私が言うには一人称より三人称の方がよく書けているらしいです。

地の文はともかく、台詞は実際に話したものをほぼそのまま書いたものが多くなったのですが、自分の発言を振り返ってみたところ「もしかして私って天然……?」と思いました(笑)。

人様から何度か天然だと言われたことがあって、「そうかなあ?」とずっと思っていたのですが、その人物評価は思いの外正確だったようです。

ちょっとびっくりしました。

しかしそれ以上にびっくりしたのは、実話を元にしている割に去年の今頃書いた『夏の痛み』よりキャラクターがラノベラノベしいことです。

ほとんどのキャラクターは私も含めて実在の人物がモデルなのに(笑)。

『夏の痛み』はどこにでもいるような「普通」と言われる子達を書こうと、ライトノベルにありがちなかっ飛んだキャラクターは出すまいと心に決めていたということもありますが、今回は明らかに「変」と言われてしまうような人ばかり。

特に変わっているのが主人公とくっ付く人で、話し始めて三十秒も経たない内に「鬱だな」とか言っています。

タイミングは作中と違いますが、彼と話していて実際にこういう台詞を言われたことがあるので使ってみました。

実話を元にするといろいろ楽でいいですね(笑)。

結果はどうなるかわかりませんが、今までとは違う作風になったので、これはこれとしていい経験になったと思います。

恋愛ものに対する苦手意識も少し和らいだような気がしますし、また執筆を頑張ると言いたいところですが、この一ヶ月何だか熱っぽくてなかなか書く気になれないんですよね……。

一応次回作の構想を練っているのですが、頭が働いてくれません。

とりあえず資料に目だけは通しておこうと思います。









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