2.5歳児はゼリーがお好き
出産後にはすんなり元の体重に戻る方と体重が増える方に分かれるらしいですが、先生は前者のパターンだったらしく、スリムな体型を維持していらっしゃいました。
お洒落にも気を遣っていらして、どれだけ忙しい生活に追われようとも好きな人の前で綺麗でいたいという女心に内心拍手喝采していた私。
母親であることにかまけて妻であることをおろそかにしない、こういう奥様が家で待っていてくれるなら、旦那さんも毎日家に帰るのが楽しいことでしょう。
家中に家族写真が貼ってあって、幸せな感じがよく伝わってきました。
末永くお幸せであるよう、心からお祈りしています。
お子さん達もこのまますくすく育って行ってくれるといいですね。
お姉さんのRちゃんはさらさらの茶髪が綺麗な女の子で、弟のM君は赤ちゃんならではのぷくぷくほっぺが可愛い男の子です。
Rちゃんはゼリーが大好きで、お土産に持って行ったゼリーをとても気に入ってくれました。
小さいお子さんでも食べやすい物がいいだろうということで、プリンにするかゼリーにするか悩んだのですが、ゼリーにして良かったです。
ももんがさんもRちゃんにワンピースを、先生には紅茶をプレゼントしていました。
昼食をご馳走になってから、Rちゃん達と少し遊ばせてもらったのですが、子供と遊ぶのは想像以上に重労働ですね。
ももんがさんは元保母さんだけあって子供の扱いに関してはエキスパートですが、私はもう20年近く子供と接していないので、まごついてばかりいました。
それでも目が離せないのでずっと見ていなければならず、とことこと歩き回るので本当に気が抜けません。
しかもいきなり「(ブロックで)もっきんつくって」なんて難題をふっかけてくる始末。
「寄りにもよって木琴か!そんなの作ったことないよ!」と思いつつ、ブロックのおもちゃ箱の中に入っていた見本(どうせなら完成図だけじゃなくて、作り方も書いておいてくれると有り難いんですけど(笑))を頼りにブロックをがちゃがちゃ組み立て、木琴に見えなくもない物体を作り上げました。
幸いRちゃんはももんがさんが作った太鼓と一緒に嬉しそうに木琴を叩いてくれたのですが、演奏があまりに情熱的過ぎて何度も壊れては作り直す羽目に(笑)。
他にもクレヨンや絵の具が入ったお絵かきセットや鍵盤から音が出る本など、いろんな物を引っ張り出してきて遊んでいたのですが、子供は関心が移ろいやすく、すぐに飽きてしまうので大変でした。
散らかしたおもちゃを片付けようとしていたら、ももんがさんが「お片づけは?」とRちゃんに片付けを促し、なるほど子供と遊ぶ時には躾も念頭に置かなければならないのかと勉強になりましたね。
流石小学生の時からずっと「保母さんになりたい」と言っていて、その夢を見事叶えただけのことはあります。
まさかそんな頃から知っている人と互いの恋愛について語る日が来るとは思いもしませんでしたが、先生のお宅をお暇して駅に向かうバスの中で「こういうことがあったんだー」と話したら「面白いね」と言われ、「うん、だから小説のネタにした」と言ったら無反応でした(笑)。
面白いのは実話だからであって、小説にしたところであまり面白くはないかも知れませんけどね。
少女漫画などでは昔からあるパターンですし。
他にも「世の中に迎合しないことがかっこいいと思っている節がある割に度胸はないみたいだけど知性はあって、機知に富んだ会話をしたがってるらしい人とはどうやったら上手くコミュニケーションが取れるだろうか」と相談してみたり、「食事中にDVDを付けるのはアリかナシか」などについて2時間程語り合ってから、去り際に「また会おう!」と凛々しく別れを告げられて別れました。
滅多にできない経験や貴重な意見などが聞けて、実に有意義な1日でした。
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