お前の最も大切なものは?それを奪う喜びをくれないか?
『ADVENT CHILDREN』でのセフィロスの台詞です。
訊かれても即答できる自信がありません。
多分セフィロスだったら、迷わず「自分と母親」とか答えるんでしょうが(笑)。
彼は優先順位があまりにもはっきりし過ぎているので、余計に怖い人に思えます。
ちなみにクラウドの答えは、
「大切じゃないものなんか、ない!」
でした。
はっきり言って、全く答えになっていない気がしますが(笑)。
まあ、「みんな順番なんか付けられないくらい大切だから、お前には何も奪わせない」というようなことを言いたかったんだろうなあとは思うのですが、どうにもピントが……。
「ここ一番の見せ場で的外れなこと言っちゃうところがクラウドだよね」と妹には言われたりしますが、質問の答えもまともに返せない程コミュニケーションが不得手なクラウドが、頑張って自分の気持ちを表したのですから、寧ろ褒めてあげて欲しいですね。
とはいえ、私も初めてこのやり取りを聞いた時には、噛み合わない会話に違和感を覚えましたが(笑)。
『FFⅦ』本編ではそれ程コミュニケーションが下手という印象は受けなかったのですが、何だかどんどんコミュニケーション能力が落ちてきているようで、『KINGDOM HEARTS 2』ではクラウドに話し掛けた途端、聞いてもいないのに「俺は、決着をつけなければならない」なんて訳のわからないことを言い出す始末。
話題選びが下手過ぎるにも程があるというもので、妹達は「電波だ!クラウドが電波を飛ばしてる!」と騒いでいました。
でもいいんです。
器用に何でもできる人より、不器用に頑張ってる人の方が応援する甲斐があるので(笑)。
そんなクラウドが大好きなので、これからもちまちまと書いて行けたらいいと思うのですが、どうしても最終話が書けません。
しょうがないので、ひとまず他のところを書きながら地道に完成を目指そうと思います。
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