名前は安易に付けてはいけない
最近コンピュータの利用形態やセキュリティソフトに「クラウド」という名前が付けられていて、ちょっと嬉しいです。
『FFⅦ』で主人公を張った黄色いツンツン頭の彼とは勿論何の関係もありませんが、クラウドは世の中のあらゆるキャラクターをぶっ千切って一番好きなキャラなので、もう名前を聞くだけでちょっと幸せな気分に浸れるんですよね(笑)。
現在携帯電話には「クラウド」という名前を付けていますが、私を含めて誰も「クラウド」とは呼ばないので、いずれ毎日呼ぶものに名前を付けてみたいです。
候補はペットか実の子ですが、前者はともかく後者に「クラウド」と付けるのはなかなか難しそうですね。
片仮名で「クラウド」としてしまうと、耐久年数があまりにも低そうですし。
無理矢理漢字を当てればおじいちゃんになっても違和感なく呼べるかも知れませんが、試しに「クラウド」と打ち込んで変換してみたところ、「蔵独活」という漢字が出てきました。
ちなみに「独活」というのはウコギ科の多年草だそうです。
「蔵」で「独」りで「活」きているという風に取れなくもないですが、何だかムーミン谷ならぬ蔵の中で孤独を楽しんでいるスナフキンみたいですね(笑)。
真面目に考えてみたら「蔵人」という字が浮かんだので、これを当てればまあまあ人名として読める感じですが、時代劇にでも出てきそうな渋さです。
いっそ「クラウド」を日本語にして「雲」という字を使うのも手でしょうが、浅学なもので、名前に使えそうな「雲」って「東雲」くらいしか思い付きません。
今し方辞書で調べてみたところ、「東雲」には「夜明け」という意味もあるそうですね。
名前としてはいいかも知れませんが、正にそういう名前の人がごく近しい身内にいますから、ちょっと付け辛いです。
そもそも子供に名前を訊かれた時に、「お母さんが好きなゲームキャラの名前にちなんで付けたのよ」なんて、恥ずかしくてとても説明できませんから(笑)、多分付けないと思いますが。
名前を付けるのは親の特権ですが、子供にとっては一生の物ですから、やはりよく考えてそれなりの由来がある名前を付けてあげようと思います。
ペットでオスだったら、迷わず「クラウド」と命名しますけどね(笑)。