柊さんとお出かけして来ました
と言っても、実際出かけたのは二日も前。
帰ってきたその日は疲れていたのでそのまま寝てしまい、昨日は珍しく頭がはっきりしていたので、執筆に精を出していたら一日が終わってしまいました。
このままではずるずると書き忘れそうだったので、ちゃっちゃと書くことにします。
二日前、私は柊さんと一緒に裁判と県議会の定例会を傍聴して来ました。
ですが待ち合わせ場所に15分も遅刻した私(おい)。
何故か逆方向の電車に乗ってしまい、途中で気付いて慌てて引き返したのですが、思いっきり遅刻しました。
すみません、柊さん(反省)。
何とか合流し、裁判所に着いたのですが、どの裁判を傍聴するかが問題になりました。
柊さんが事前に調べてくれたのですが、ホームページには「当日行われる裁判は、貼り出される掲示を参照してくれ」というようなことしか書かれていなかったそうなので。
ざっと見て、「新件」――つまりはこれが第一回目の裁判ですよというものを見付けたので、そういうものの方がわかりやすいだろうと、それにしました。
交通事故(過失傷害)で逮捕された方の裁判だったのですが、傍聴席に入ってみてびっくりしました。
意外と若い方が多かったので。
あの多さは、多分関係者の方だけではないでしょうね。
別に重大事件という訳でもありませんでしたから、私達のように「裁判というものを見てみようか」という方々だったのでしょう。
肝心の裁判ですが、検察官の方も弁護士の方も裁判官の方も、皆さん概ね聞き取りやすい声の大きさでゆっくり話してくれて、テレビドラマばりの見せる裁判でした。
柊さんによると、あれはかなり当たりだったそうで、大概は早口な上に大して大きくもない声でぼそぼそと行われるものなのだそうです。
なので、当事者以外には何をやっているのかよくわからないことが多いらしいのですが、だったら何のために傍聴席があるのでしょうか。
よくわかりません。
で、裁判は一時間くらいで終わりまして(争点もなかったですしね)、判決は聞けませんでしたが、九割方裁判の流れを見ることができました。
見ていてあまり気持ちのいいものではなかったですが、人を裁くということをいろいろと考えさせられる体験ではありましたね。
近くのお店で昼食を取った後、今度は県庁にハシゴして県議会(定例会)を傍聴しました。
大抵の所では時間ぴったりに始まるものらしいのですが、あそこは違っていて、大半の議員さんは開始のアナウンスが流れてからばらばらと入って来てましたね。
かくしてざっと五分は遅れて定例会が始まったのですが、10分経たない内に飽きました(笑)。
聞いてて面白い内容じゃないですしね。
しかもAという議案に賛成か反対かを、いろんな人から何回も聞かされるんですよ!
飽きますって!(力説)
それは議員さん達も同じらしく、ちらほら居眠りしていた方もいたような気が(笑)。
でも、ちょっとびっくりな出来事がありました。
それは、
大雑把な採決。
いきなり「ABCDの議案をまとめて採決します」みたいなことを言われ、「ええっ!?そんな大雑把でいいの!?」とかなりびっくりでした。
まあ、個別に採決取ってる方が多かったんですけどね。
これも柊さんから聞いたのですが、こういう大雑把な採決というのは結構よくあることらしいです。
いろいろと新しい発見があった一日でした。
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