携帯電話はSIMカードがなくても動く
ということを高校の文芸同好会仲間の柊さんと話している時に知りました。
漠然とこれを抜いたら使えなくなってしまうのではと思っていたのですが、柊さんが実験したところ、ちゃんと電源が入って動いていました。
ワンセグは見られませんでしたし、時刻も設定されていない状態になっていましたが(手動で設定可能)、写真は撮れましたし、メール等の閲覧もできたようです。
流石に電話をかけたりメールを送ったりは無理だろうと思いますが、柊さんが最も必要としている目覚まし機能に支障はありませんでした。
何と、彼女は古い携帯電話を処分せずに、目覚まし時計として大事に使っているそうです。
一体何個の目覚まし時計で起きているのでしょうか(笑)。
そこまで寝起きが悪いようにも見えませんが、第2、第3の目覚ましをセットしておく周到さはいかにも彼女らしいです。
創作の話もちょっとしたのですが、NovelのThe Present Timeに置いてある『私が逆さまになれる場所』がこれまで城に置いた中で一番良かったと言ってもらえて嬉しかったです。
まあ、私は大したことはしていなかったりするのですが(笑)。
あれは某テレビ番組に出ていらした、スイスの暗闇レストランのオーナーさんのお話を元にしてできたお話で、作中のオーナーさんの台詞は一部スイス人オーナーさんの言葉をほぼそのまま使っています。
入れたくても宗教や文化の違いで入らなかったところもありますが。
あちらはキリスト教圏で寄付という習慣が長年に渡って浸透してきたせいか、「この店を寄付をもらうだけの場所にはしたくなかった」というような発言もあったのですが、やっぱり日本だとどうもそぐわない感じがします。
偏見ですかね(笑)。
それはさておき、そのオーナーさんのお話にとても感銘を受けた私は、「これは是非とも小説にして、1人でも多くの方に読んで頂きたい!」とご本人の与り知らぬところで勝手に燃え上がり、その勢いのまま数日後には第1稿を上げた次第です(笑)。
拙作ではありますが、かの天才的言語学者フェルディナン・ド・ソシュール(実はファンです。見た目も中身もとっても私好みのおじさまなので(笑))を生んだ国で、そろそろ2件目の暗闇レストランをオープンしていらっしゃるかも知れないオーナーさんにこの作品を捧げたいと思います。
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