思いは続いていくものだから
最近弟達と『FFⅦ』話をしていて、弟から『ADVENT CHILDREN』の独自の解釈を聞きました。
その中で「セフィロスは機会さえあれば何度でも甦って来る人だろうから、クラウドが年を取ったらデンゼル君がクラウドに代わって戦うんだろう。そしてデンゼル君からまた別の子にバトンタッチして、『思いは子供達に引き継がれてずっと続いていく』というような意味を込めて、『ADVENT CHILDREN』には子供達がたくさん出ていたのではなかろうか」という発言が弟からあり、そうだったのかもなあと思いました。
作中でルーファウスの若社長が「何度でも事を起こすがいい。私達は命の定めに従い、何度でもお前(セフィロス)達を阻止してみせる」というような台詞を口にしていたので、仮に当たっていないとしても製作者の皆さんの意図に近い解釈なのでしょうね。
私は『ADVENT CHILDREN』の関連書籍を読んで、初めてデンゼル君がクラウドに憧れていることを初めて知ったくらいなので、『ADVENT CHILDREN』が出た当時はデンゼル君を見ながら「この子何でいるんだろう」と思っていたものですが(笑)。
『CRISIS CORE』をプレイしたところ、アンジールさん→ザックス→クラウドと思いが引き継がれていたので、順当に行けばクラウドに憧れているデンゼル君が次に来るのでしょう。
そう思ってNovelのOtherに置いてある『少年の日との決別』を書いたものの、クラウドが「自分みたいにはならない方がいい」とか言ってたりもしますが(笑)。
ザックスも「ソルジャーはモンスターだ」というようなことを口にしていたので、クラウドに対して「こんな風にならないで欲しい」という思いはあったのかなと思い、敢えて書いてみました。
憧れを向けられる人はいろいろ複雑なところがあるのでしょうが、きっといつかデンゼル君もかつてのクラウドと同じように頑張って強くなろうとするのでしょう。
私は自分の作品の中でセフィロスを救ってしまったので、正直そういうことをする必要性をあまり感じてはいないのですが。
それもあって、これまでデンゼル君の存在意義についてあまり深く考えることがありませんでした。
『COMPLETE』を見て、「これまで見られなかったクラウドの一面を描き出すためにいたのかな」と思ったくらいです。
ファンの方ごめんなさい。
関心ない人は基本的にどうでもいい私です(殴)。
そして多分、もう二度と彼を書くことはないでしょう。
次はクラウドの独白ちっくなものか、クラウドとザックスのお話になりそうな予感です。
いつ頃書けるかわかりませんが、ゆっくり書いてみようと思います。