彼女、ちゃぶ台があったらひっくり返していたと思う
中古で安くゲットした『FF13』を今更ながらプレイし始めました。
これで『FF7 ADVENT CHILDREN COMPLETE』専用再生機と化していたPS3にも、新たな存在意義が生じました(笑)。
単純に○ボタン連打で勝てるゲームばかりやってきた私には結構難しいですが、戦闘システムは割と面白いかなと思います。
ロールと呼ばれるキャラの戦闘における役割をガンガン変えながら戦う、「オプティマ」なるシステムを採用していて、毎回気が抜けない戦いです。
何しろロールを変えないと魔法が使えないのに、その間にも敵が攻撃してくるので、ちょっと操作を間違えると回復が間に合わずにあっさり全滅させられたりするんですよね。
現時点ではパーティーに2人しかいないのですが、2人揃って敵に突っ込んだり、1人を攻撃主体にしてもう一人を回復に回したり、揃って回復に専念させたりと、結構忙しないです。
大抵のRPGはレベルが上がってくるとどうしても敵が弱くなって、戦闘がだれてしまいますから、その心配があまりないのは良いことだと思いますが。
ムービーも凄く綺麗でいいのですが、如何せんムービーを見ていてもストーリーがよくわからなくて、ちょっと残念です。
専門用語の説明がないままにガンガン話が進むので、置いてけぼり感が半端ではありません。
何しろセーブデータをロードする際に出るあらすじを見て、初めて何がどうなっているか知るという有様なので(笑)。
おまけにストーリーの構成が微妙です。
変なところでぽつぽつ回想が入るので、余計ストーリーが把握し難くなっている気がします。
ストーリーに入り込めないので、キャラへの感情移入はし難いですが、とりあえず主人公のライトニングちゃんはカッコ良くて好きですね。
その名の通りの稲妻のような戦いぶりが素敵です(私みたいなヘボゲーマーが操作してごめんなさい……!(土下座))。
そして妹の婚約者に「義姉さん」と呼ばれて「誰が義姉さんだ!」と怒る、一昔前の頑固親父のような姿に妙な親しみを覚えました(笑)。
言動に幼さが目立つ滅茶苦茶な婚約者さんなので、ライトニングさんが「こんなバカに妹はやれない」と思うのもわかります。
しかしバカなだけで悪い人ではなさそうですし、妹さんが選んだ人なら認めてあげたらどうかなあと思うんですが。
そんな頑固親父の妻のような心持ちで、彼女の今後の動向を見守ってみるつもりです。