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女性キャラを可愛く書くコツ

今年に入ってから神と魔王の短編連作を完全な趣味で書いているのですが、一本書き上がる度に友人に読んでもらって感想をもらい、次回作に活かさせてもらっています。

トータルで二十本近く書くことになるので、せっかくならキャラクターを魅力的に書く練習をしようと、「男性キャラ(魔王)をかっこ良く、女性キャラ(神)を可愛く書く」という目標を掲げているのですが、なかなか難しいですね。

魔王は今まで書いた中で一番気に入っている大好きなキャラなので、上手く気持ちが入るおかげか、自分で書いてる癖に思わず惚れそうになるくらいかっこ良く書けたりすることもあるのですが、神は最初全然可愛く書けなくて、ああでもないこうでもないと悩みながら書いてました。

私は女ですから、理想の男性像はあっても理想の女性像は特になかったですし、少年・男性向け作品のスピンオフとして書き始めたので、「少年・男性から見た可愛い女性キャラ」というこれまであまり意識したことのなかったものを意識的に書くのがとにかく難しかったです。

とりあえず恥ずかしがらせてみたり、ちょっとしたことで怒らせてみたり、いろいろ試行錯誤している内に、気が付いたら魔王に苛められて感じるMキャラになってて「おいおい」と思いましたが、何だか意外と友人に受けが良かったりしたので、そのままの路線で行くことにしてみたり(笑)。

少しでも参考になればと、恋愛指南系のサイトで男の人の喜ぶ言動を調べてみたら、「どうも男の人は基本的に素直な愛情表現を好むらしい(ツンデレも普段ツンツンしてる人が素直に好意を示してくれるギャップにぐっと来る訳ですし)」ということがわかったので、とにかく素直に好意を表現するように意識して書いてみたら、やっと神が少し可愛く書けた気がします。

十本近く書いて漸く(笑)。

目標は「誰が見ても可愛い女性キャラ」なので、これからも精進しようと思います。





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