今までで最高のBL作品
八月から「小説家になろう」さんの他に「エブリスタ」さんでも投稿を始めたのですが、「エブリスタ」さんがすっかり気に入ってしまい、ちょこちょこログインしては応援のスターや作品を本棚に追加して下さった方の数をチェックしたりしています。
自分の作品に応援のスターを下さった方や本棚に作品を追加して下さった方が把握できるシステムなので、お返しでスターを差し上げたり、本棚に作品を入れさせて頂いたりしているのですが、このシステムって一長一短ではないでしょうか。
ブックマークに入れて下さっている方を把握できない「小説家になろう」さんと違って、お返しができるのはいいなあと思うのですが、手当たり次第にスターを投げたり、作品を本棚に入れたりすることで、お返しのスターや本棚の数を稼ぐということができてしまうので、ちょっとコメントし辛い作品が上位に来るケースが結構あるんですよね。
本棚に入れさせて頂いた作品は、拝見した上で感想をお送りすることにしているのですが、かなり辛口のコメントになってしまった時など、書かない方がいいのかなあと思いつつも「読みました」アピールにはなるかと思って書かせて頂いてますが、いいのか悪いのかよくわかりません。
本棚に作品を追加して頂いた時だけでなく、参加させて頂いたイベントや掲示板の主様の作品も本棚に追加させて頂いているので、作品の数が膨大な数になってしまい、わずかな空き時間は基本的に本棚の作品を読破するのに使っているのですが、最近ふと目に留まった全く無関係のBL作品を読み始めたらとても面白く、続編の方まで読破してしまいました。
木樫さんの『本日のディナーは勇者さんです。』という作品なのですが、ざっくり言うと異世界転生物で、異世界に飛ばされた男性が魔王と恋に落ちる物語です。
私、魔王を書いているので、自分以外の方がどんな「魔王」を書いているのか気になって、「魔王」と見るとつい心惹かれてしまうのですが、「エブリスタ」さんで魔王物を読むのはまだ二作目ですね。
他にも気になっている作品があるので、ちょこちょこ読んで行きたいなと思っていますが、とりあえず話を『本日のディナーは勇者さんです。』に戻しますと、凄く泣けます。
主人公と魔王が、お互いを孤独を癒してくれる存在として必要としていることがとてもストレートに伝わって来て、あまりのピュアさに涙が止まりませんでした。
やっぱり純愛っていいですよね!
私、BL作品は結構読んだことがあるものの、似たようなパターンの物が多い上に心を揺さぶられるような作品に出会えなかったので、ほとんどBL界隈からは離れていたのですが、今まで読んだBL作品の中で断トツで面白かったです。
BLに限らず、恋愛物でこんなに泣いたのは初めてかも知れません。
私、恋愛方向に舵を切った作品はいくつか書いたことがありますが、実は恋愛物ってそれ程好きなジャンルでもないので。
「読むので一番好きなジャンルはミステリーで、次はSFかな」という割に一番多く書いているのはファンタジーという、読む作品と書く作品が不一致な私ですが、「BLはあまり読まないし、BL要素がある物語は書いたことがある程度」という点では珍しく読み方と書き方の差異が少ないジャンルですね。
BLだからと食わず嫌いしなくて良かったと思います。
BL好きなそこのあなた、本当におススメなので、是非ご一読下さい。
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