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たまにはBLでも

最近「巨大ロボット物が面白い」と女らしからぬ感想ばかり書いてきましたが、たまには女っぽい作品もチョイスしようかなと、ちょっとBL(ボーイズラブ)作品について書いてみようかと思います。

ここで少女漫画とかではなく、BL作品をチョイスする辺りどうなんだと思わなくもないですが(笑)、最近影木栄貴さんと蔵王大志さんの合作漫画・『LOVE STAGE‼︎』のアニメを見ていたりするので。
どちらも結構長く書いてらっしゃる作家さんなので、BL好きな方だったら大抵ご存知でしょう。

私も中高生くらいの時は結構BL物を読んだりしていましたが、キャラクターの心情の変化を追うよりえっちいシーンに重きを置いた内容の薄い作品が多いので、自然とあまり読まなくなりましたね。

何故かBL漫画家さんが描かれる男性キャラってやたら体格がいい人が多くて、華奢な男性が好きな私には視覚的にちょっとしんどかったですし。

でも『LOVE STAGE‼︎』で作画を担当されている蔵王さんの絵は綺麗で好きだったので、蔵王さんの本はBLから離れた後も結構読んでました(ここ数年はあまり読んでないですが)。

影木さんの絵は蔵王さんのそれに雰囲気が似ていますが、上手さでは蔵王さんの方が上ですね。

蔵王さんは「男の子がある日突然実は女の子だったと判明して、女として生きることを決意する」とか、ストーリーにキラリと光るものがあり、男の子が同性を好きになる葛藤や好きになるきっかけなどがきちんと納得できる形で描かれていて面白いです。

えっちいシーンに頼らず、きっちり話を作れる方なので、BL以外の作品もちゃんと面白いですよ。

今回は原作が相方の影木さんだそうなので、ストーリーはやや薄かったりするのかなと思いますが。

芸能一家に生まれた男の子が、漫画家になりたいという夢とは裏腹に芸能界に入って行くという、シンデレラストーリーの王道パターンな感じですが、ギャグに助けられたのもあり、滑り出しはなかなかでしたね。

主人公君のお兄さん・聖湖(しょうご)さんの声優さんが、影木さんの弟さんであるDAIGOさんで妙に笑えましたが(笑)。

Wikipediaさんに「モデルはDAIGOであり、『CRUSHERZ』(聖湖さんがヴォーカルを務めるロックバンドです)も『BREAKERZ』をもじっている」と思いっきり書かれていたりするので、納得のキャスティングではありますが、影木さん原作の某ドラマCDのおまけブックレットでブレイク前のDAIGOさんが「姉ちゃんに(CDデビューで)先越されるなんてな」と軽くショックを受ける漫画を見ていた私としては、「遂にここまで来たかー。姉弟で同じ作品に携われて良かったね」と思わずにはいられません。

気が付いたら作品の感想はほとんどなく、ほとんどBL漫画家さん達に関する知識を披露しただけになっていますが(笑)、長くなって来たので、今回はこの辺で筆を置こうと思います。




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