ずっと君を見ていた
藤原ここあさんの『妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)』という漫画がアニメ化するそうです。
藤原ここあさんの作品は雑誌に『わたしの狼さん。』が載っていた頃からずっと読んでいたので、「遂にアニメ化かあー」とひどく感慨深いものがありますね。
『わたしの狼さん。』の頃から癒し系の言葉にうるうる来たりしていましたが、『妖狐×僕SS』になるともうティッシュが必要なレベルです。
モノローグや台詞が心にすっと入ってきて、悲しいシーンはとても人前では読めません。
言葉の使い方だけでなく、絵も随分お上手になられましたね。
相変わらず男女の身長の対比はかなり極端だったりしますが、目に見えてデッサン力が上がっています。
特に女の子は体の線が随分柔らかくなりましたし、色っぽい表情も見られるようになりました。
私も多少絵を描く人間ですが、色気って絵で表現するの難しいんですよねえ…。
まずある程度のデッサン力がないといけませんし、ただそれっぽい表情を描くだけでなく、空気感まで表現しないと多分見る人をドキッとさせる絵は描けないと思います。
女性であれだけ描ければ大したものですね。
デッサン力という点では男性の方が勝る傾向にありますから。
女性で男性に引けを取らない肉感を表現できる漫画家さんは、今種村有菜さんくらいかなあと思います。
別にえっちい絵という訳でもないのに、あの人が描く女の子は胸の膨らみについつい目が行ってしまいますね。
そして「何と見事な胸だろう」と、じーっと凝視してしまったり。
おかげで男の人が如何わしい本を買って読みたがる心境がちょっと理解できた気がします(笑)。
私、男性キャラクターの裸なんぞ見ても面白くも何ともない人ですし。
絶対女の子の方がぷにぷにしてて可愛いですよね。
自分では絶対着られないような可愛い服も着せられますし。
なので絵を描くなら圧倒的に女の子の方が好きです。
しかし、小説を書くなら断然男の子派なのでした(笑)。
女の私からすると少年というのは未知の生き物なので、いろいろ想像する幅が広がって楽しいのです。
気が付いたら随分話が逸れていますが、『妖狐×僕SS』のアニメは来年1月から放送予定だそうなので、楽しみに待たせて頂こうと思います。