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『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3』

最近、『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3』を毎週楽しみに拝見させて頂いています。

『魔法少女まどか☆マギカ』などを手掛けた虚淵玄(うろぶちげん)さんが、台湾の伝統芸能である『布袋劇』という人形劇の原案・脚本・総監修として参加している作品なのですが、第三期となる今回も見応えがあって面白いですね。


恐ろしい力を秘めた魔剣を手に入れようとする人々と、それを悪用させまいとする人々との戦いを描いた武侠ファンタジーなのですが、お人形がどれもとても綺麗で、装飾も見事ですし、伝統芸能だけあって動きの一つ一つが優雅で美しく、CGを多用したアクションもとても映えます。

ストーリーも予想外の展開の連続で、流石虚淵さんという感じですよ。

派手なアクションを織り交ぜつつ、人間ドラマもきちんと描かれていて、しっかりと胸に残るものがあるところが好きです。

第一期はほぼ登場人物紹介で、第二期から本格的に物語が動き始めた感じなのですが、第三期では今まで台詞はあれど姿を見せなかったラスボスが遂に姿を現したり、第二期で登場した魔剣の意外な正体が明らかになったりと、「そう来るか!」と驚く展開の連続で、物語が進む程に面白くなるところが見事ですね。

キャストも主役級の豪華声優さんが揃っている上、澤野弘之さんが手掛ける音楽も聴き応え十分という、欠点が思い付かないくらいクオリティーが高い作品なので、このシリーズは劇場版までBlu-rayを揃えて楽しませて頂いています。

いきなり第三期から見始めても意味がわからないと思うので(笑)、そういう点ではオススメし辛いですが、見る価値は十分ある作品だと思うので、アクション物がお好きな方は是非第一期からご覧になって頂けたらと思います。





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