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『ONE PIECE FILM RED』を観て来ました!

先日、家族と一緒に『ONE PIECE FILM RED』を観て来ましたよ(以下ネタバレがありますので、ご注意下さい)。

『ONE PIECE』と言えば、最早説明不要の有名少年漫画ですが、私は原作をアラバスタ編の辺りで読まなくなってしまって、アニメも久しく見ていませんでした。

おかげで、いくつかの専門用語がわからなかったり、麦わら海賊団の中によく知らないメンバーが数人いたりしましたが、それでも十分楽しめましたね。

今回の映画でスポットが当たっていたのは、シャンクスの娘であるウタちゃんというゲストキャラでしたし、ワンピースの映画は毎回パラレルワールド扱いらしいですから、私と同じように長い間『ONE PIECE』から離れていた方が観に行っても、さして問題はない気がします。

そんな久々のワンピースでしたが、シャンクスが登場しただけで、「うわー! シャンクスだ―!!」とテンションが急上昇し、その瞬間に「観に来た甲斐は十分にあった!」と心からそう思いました(笑)。

あのシャンクスの娘が登場すると知った時には、「シャンクスって結婚や子育てしてるイメージが全くないんだけどな……」と思ったものですが、いざ映画を観てみると、シャンクスのお父さんぶりがとても素敵でしたね。

ウタちゃんが悲しまないように進んで悪役を買って出たり、どんなに遠く離れていてもウタちゃんのためなら仲間と共に駆け付けて、勇敢に戦ってくれるところが流石です。

今回の見所と言えば、シャンクスに加えてウタちゃんの歌唱シーンでしょうが、ウタウタの実の能力者ということで7曲も歌うシーンがあったので、「正直ちょっと多いな」と思いました。

歌唱担当のAdoさんが嫌いという訳ではないのですが、歌の挿入の仕方が強引な印象を受けたところがいくつかあって、「エンディングでも歌が流れるなら、その分は本編で流さなくても良かったんじゃ」とか「回想シーンでまで歌わなくても……」という感想を抱かずにはいられませんでしたが、Adoさんの歌唱力が凄かったので、とても聴き応えがありましたね。

個人的には澤野弘之さんが好きなので、澤野さん作曲の「Tot Musica」(トットムジカ)がお気に入りです。

おどろおどろしくてかっこいい曲を、Adoさんがパワフルに歌い上げていて、とても良かったので。

全体的なストーリー展開には既視感がありましたが、シャンクスのカッコ良さや優しさに何度も泣けましたし、Adoさんのファンの方なら更に楽しめると思うので、シャンクスとAdoさんファンの方なら観て損はないでしょう。

シャンクスは好きだけど、Adoさんには特別思い入れがないという私でも、観終わった直後に抱いた感想は「面白かった!」でしたので、興味がおありの方は映画館に足を運んで頂けたらいいのではないかなと思います。





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