『FFⅡ』攻略中
期間限定でiOS版『FFⅡ』が無料ダウンロードできると知り、先日早速ダウンロードしてみました。
FFシリーズはⅠ(iOS版)、Ⅶ、IX、 XIII しかプレイしたことがなく、『FFⅡ』に触れたのはこれが初めてなのですが、『FFⅠ』より難しいですね。
『FFⅠ』の時はゲーム後半くらいまで攻略サイトに頼らず進むことができたのですが、『FFⅡ』はゲームを初めてからすぐにどう進めばいいのかわからなくなってしまい、いきなり攻略サイトのお世話になりました。
本当に序盤なのにやたら強いモンスターばかりが出現するエリアがあるなんて、鬼のような仕様ですね(笑)。
何とかちょっとずつ進んでセーブし、全滅してからまたちょっと進むという地道な方法で危険地帯を脱しましたが、攻略サイトを見るまでは進む方向がわからなかったので、正直お手上げでした。
何とか目的の町に到着してキーアイテムをゲットし、元いた町に帰還したのはいいものの、今度は仲間になる筈の人が何度話し掛けても仲間になってくれません。
「バグかな?」と思って、途中からやり直してもやっぱり駄目で、おかしいなあと思いつついくつかの攻略サイトを調べてみたら、あるキーワードについて尋ねないとイベント用の会話が始まらないという仕様なのに、私がそれに気付いていなかったのが原因でした。
このゲーム、キーワードを覚えたり、尋ねたりするコマンドがあって、他の会話ではちゃんとキーワードを尋ねてイベントを発生させることができたのですが、詰まってしまったところではあの会話の流れででいちいち尋ねないといけないという発想がなかったんですよね……。
今時のゲームだとイベントの会話は勝手に進めてくれるものなので、勝手が違って少しやり難いです。
装備に左右の手の別の概念があって、右手に剣、左手に盾を装備できたりするというのは新鮮で面白いなと思いましたが。
正直まだ始めたばかりなので、主人公のフリオニール君や仲間達のことはよくわからないのですが(家族を帝国軍に殺されて反乱軍として戦うことになったり、いろいろ苦労しているんだなあとは思いました)、個人的には会えたと思ったらいきなり力尽きて死んでしまったスコットさんというお兄さんが印象深かったです。
愛する女性に「愛していると伝えてくれ」と言うものの、自分がもう長くないことを悟って「これは言わない方がいいな。彼女は別の幸せを見付けるべきだ」といった感じの台詞を残して死んでしまうのですが、深い愛情と強さを感じさせるいい台詞だったと思います。
「自分はもう一緒にはいられないから、せめて別の人と幸せになって欲しい」なんて、相手を愛していればいる程なかなか言えることではないですよね。
本当は彼のように残していく相手の幸せを祈るべきとは思いますが、私が彼の立場ならとてもあんな台詞は出て来ないでしょう。
実に惜しい人を亡くしたものです。
Wikipediaさんによると、『FFⅡ』は「その後のシリーズにおけるストーリー性重視スタイルの先駆けになった作品」だそうなので、これからどんな風にストーリーが展開していくのかとても楽しみですね。
全滅しまくったり、キャラがなかなか仲間になってくれなかったりで、碌に進んでいないのですが、こつこつ攻略して行こうと思います。