『牙狼―紅蓮ノ月―』
『牙狼―紅蓮ノ月―』というアニメが放送中です。
『牙狼<GARO>―炎の刻印―』に次ぐ、牙狼シリーズ(特撮)のテレビアニメ版第2弾ということで楽しみにしていたのですが、今のところ『牙狼<GARO>―炎の刻印―』の方が面白いですね。
あちらは中世ヨーロッパ的な世界観で、人々を守る魔戒騎士や魔戒法師が感謝されるどころか、魔女狩りの対象として迫害されているという設定でしたから、それでも尚人々のために戦い続ける魔戒騎士の皆さん達の強さや優しさが際立っていて良かったですが、今作はそういうこともないですし。
平安時代(但し時代考証はあまり重視していないようですが)が舞台なので、「火羅(ホラー)」や「黄金騎士」といった用語にどうしても違和感がありますしね。
てっきり「黄金騎士」を日本っぽく「黄金武者」とでも言い換えるのかと思っていたのですが、下手に変えると以前からのファンは馴染めないでしょうし、そのままで良かったと言えば良かった気もします。
まあ、肝心の脚本があまり良くないので、最早用語など瑣末な問題ですが。
もっとこう、熱い展開を期待していたんですけどね……(遠い目)。
おまけに作画もあまり良くないので、本来ギャグでない筈のアクションシーンで笑ってしまったり。
今作、予算が少ないんでしょうか?
とりあえず最終回まで見るつもりですが、あまり楽しみもなく……何とか今後の巻き返しを期待したいところです。
PR