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『城下町のダンデライオン』

春日歩さんの同名漫画原作のアニメを最近Gyaoさんで見ました。

よくある萌え日常物かと思いきや、主人公の茜ちゃんという女の子のお父さんが王様で、王族の皆さんが住宅街でごく普通に生活していたりするというファンタジックな設定とのギャップにのっけからやられました!


九人の子供達は一番大きい子でもまだ高校生で、下は幼稚園児くらいの年ですが、お父さんの意向で時期国王を決める選挙をすることになっています。

九人もいると上手くキャラを描くのが難しいと思うのですが、子供達がそれぞれどうして王様になりたいのか、なりたくないのか、王様になって何をするのかということや個々の特殊能力(王族の証だそうです)を通してそれぞれのキャラがちゃんと浮かび上がってきて、面白かったですね。

選挙結果は私の予想とは違いましたが、凄く納得の行くもので、あの人ならきっといい王様になるだろうなあと思いました。

これからも兄弟力を合わせて、日本を守って行って欲しいものです。




ところで、兄弟だけで九人もキャラがいるのに、私はそこをスルーしてお母さんの五月さんが好きでした。

九人もいる子供達のことを一人一人よく見ていて、いつも予告でその子の良さをちゃんと話してくれるところが良かったです。

在学中に既に王様だった総一郎さんに対しても肩書を気にするでもなく、只の男の子として接するなど、人の本質を見抜く目を持った人なんじゃないかなと思いますね。

王様である総一郎さんと一緒にいることで注目されることも多く、いろいろ大変だったのではないかと思いますが、「人に見られるんだから、もっと笑った方がいい」と総一郎さんに言うなど、苦労を厭わないポジティブさが素敵でした。

総一郎さんも五月さんのそういうところに随分救われてたんでしょうね。

久々に凄くいいお母さんを見せて頂きました。

ありがとうございました。




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