誰より綺麗にかがやく日がいつかあなたを迎えに来る
結婚には当然相手の方が必要不可欠ですが、新郎さん側に幹事さんの知己がいないということで、出席者は私を含めて新婦さんであられる先輩の関係者の方ばかりでしたね。
せっかくのお祝いなので、何か贈り物をした方が良かろうと頭を悩ませた結果、2009年1月に倒産した、高級食器などを手掛けてきた某会社のペアティーカップを差し上げてきました。
こういう時には割れ物は避けた方がいいそうですし、ましてや倒産した会社の品物なんて縁起がいいとは間違っても思えませんが、
決して嫌がらせではありません(殴)。
ディズニーランドに行って全くディズニーランドらしからぬ八つ橋をお土産に買って帰り、妹に不興を買った私のセンスでは、とりあえずご夫婦で使えて尚且つデザインにあまり癖がない無難な見た目の物を選ぶのが限界でした。
いっそ商品券にでもした方が万倍喜ばれたことでしょうが、縁起を気にせず使って頂けると嬉しいです(笑)。
さて、本題のパーティーはとある小さなフランス料理店を貸し切って行われたのですが、少々気付き難い所にあったため、辿り着けない方が続出して大変でした(笑)。
かく言う私もお店の前を何度も素通りして、30分くらい迷っていましたね。
こんなこともあろうかと、1時間半前に駅に着いていたおかげで遅刻はせずに済みましたが、暦の上では春とはいえ、冷たい風が身に染みました。
冷え性の女にはまだまだ辛い季節です。
パーティーの出席者は総勢23名ということだったので、3、4人ずつに分かれて座ったのですが、私は同期の警察署で電話の応対をしているという一橋さん、実家で農業を営んでいる我筒君、アニメの背景のお仕事をしている荒木君の4人で座ることになりました。
「最近自分へのご褒美に春麗(チュンリー)のフィギュアを買った」という荒木君にすかさず反応して、「それって『ストⅡ』の春麗?」と尋ねた私は『ストリートファイターⅡ』シリーズ(対戦型格闘ゲームです)にキャミィという女の子が登場するまで紅一点の春麗を愛用していた女です。
彼女は勝った時に「この世の男は全て私の前に跪くのよ!」的なことを言っていたりして、今思うと好きどころか寧ろ嫌いな部類に入る気がしますが、これはやはり年を取ったということなのでしょう。
そんな懐かしの春麗繋がりで、何故か最近できた彼女を主人公にした実写映画の話になったのですが、「『ストⅡ』って主人公、リュウ(日本人の格闘家のお兄さん)だったよね?」ということで、何故今『ストリートファーターⅡ』なのかということより、何故春麗が主人公なのかがとっても気になります。
かの鳥山明さんの『ドラゴンボール』も何故かハリウッドで実写になったそうですが、「名前はどうなんだろう?『ポケモン』みたいに違ったりするのかな?」と言ったら、いきなり我筒君が「ああ、名前の話か。『ポケモン』が実写になったのかと思った」と言い出し、話はいきなり有りもしない実写版『ポケットモンスター』へ。
「ムサいおっさんが全身タイツで「ピカチュー」って鳴くに違いない」という我筒君の言葉に、一橋さんは「餌はきっとプロテインだね!」と打てば響くように返し、結婚とも思い出話ともかけ離れた実にどうでもいい話題でみんなして笑っていました。
このパーティーの参加者の誰かが結婚することになったら、また集まってお祝いしようと幹事さんが提案なさっていましたが、本当にそんな日が来たらいいですね(笑)。
先のことはわかりませんが、ともかくもおめでたい日でした。
先輩、どうかお幸せに。
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