家政婦は何かを見ないといけない
高校時代の文芸同好会の皆さんとお花見に行って来ました。
電車に乗って発車を待っていたら、たまたまかつての同級生だった一橋さんが乗ってきてびっくりでした。
もう何回もお花見をやっていますが、待ち合わせ以外の場所で文芸同好会メンバーにばったり会ったのは初めてです。
最寄り駅で買い出し隊の先輩に連絡したところ、買い出しのお手伝いをすることになり、一橋さんと近くのお寿司屋さんへ。
ついつい甘い物に目が行って、お団子をあれもこれもとカゴに入れていたら、後からいらした先輩に「おにぎりとかもっと入れようよ!」と怒られました。
それでも桜餅とイチゴ大福は確保しましたけどね(ニヤリ)。
お酒やジュース担当だった先輩と合流して待ち合わせの公園に行ったところ、桜は丁度見頃でした。
が、日差しは温かかったものの風が冷たくて、かなり寒かったです。
桜の木の下にビニールシートを広げたのですが、桜の木の枝が作る影のおかげでどうしても太陽パワーが弱まってしまい、しばらくしてもっと日当たりのいいポイントに移動しました。
傍から見ていると、「お花見に来た筈なのに進んで桜の木から遠ざかる変な人達(笑)」だったことでしょうが、あの寒さにはとても耐えられませんでしたね。
日向は眠くなる程暖かく、風さえなければとても快適でした。
ぱくぱくお菓子を食べながらみんなの近況を聞いていたのですが、アニメの背景を描いていた荒木君がいつの間にか無職になっていてびっくりしました。
何故か就職活動に使う作品集を持ち歩いていたので見せてもらったのですが、『君に届け』とか『プリンセス・ラバー』とか、見ていたアニメの背景を見てちょっと感動しましたね。
Photoshopであんな綺麗に着色できるのも凄いなあと思いました。
一応私もPhotoshop CS2を使っているのですが、どうしても上手く使いこなせません。
荒木君は仮にも絵で食べていた人なので、比べること自体が間違っているとはいえ、同じソフトで何故こんなにも差が出るのだろうと思わずにはいられませんでした。
荒木君並みにとは言いませんが、せめてもうちょっと綺麗に着色できるようになりたいものです。
ちなみにその荒木君ですが、一人暮らしをしていた時に使っていた家電製品を家の蔵に放り込んであるという話から、「家に蔵だと!? こいつ、実はお坊ちゃまだな!」ということになりました。
そしてお坊ちゃまと言えばメイドさんです。
彼はメイド萌え属性ではないようなので、だったら「家政婦さんはどうだ?」という話になったのですが、「家政婦だったら何かを見ないとねー」ということで、そこから話は某ドラマ的物騒な方向に。
みんなして「荒木君は絶対殺人事件の犯人じゃなくて、被害者の方だよね」と言っていたのですが、私がついうっかり「だってどう見ても犯人顔じゃないもん」と言ったら、彼は精神に9999のダメージを喰らっていました(笑)。
「それだけは言わないようにしてたのに」と先輩に言われたものの、別に悪気があった訳じゃないんですけどね。
「人相が悪くない」というつもりで「犯人顔じゃない」と言ったというのに、彼は「どうせ俺は真っ先に殺されるよ。登場人物が出揃った時点で「もうこいつ死ぬな」って思われるよ」とネガティブ一直線でした。
日本語って難しい……と思った1日でした(笑)。