クライマックスフォームな1日
要するに「てんこ盛り」な1日ということです。
『仮面ライダー電王』をご存じない方には何だかよくわからないタイトルですみません(笑)。
しかしけしからんことに15分程遅刻した私(笑)。
激しくすみません。
やっぱり待ち合わせがある時に寄り道はいけませんね。
これから気を付けようと思います。
さて肝心の映画ですが、単館上映で、しかも2回しか上映しないという激レアな自主制作映画でした。
自主制作映画を観るのも靴を脱いで入る映画館も初めてで何とも新鮮でしたが、私は冷え性なので、ブーツを脱がなければならなかったのはちょっと辛かったです。
映画は『電話ボックスケーキ』、『鮮血の聖女(マゼンタのイヴ)』、『冷蔵庫恐怖症』の3本立てだったのですが、初め音がするのに映像が流れないというちょっとしたハプニングが起こりまして、自主制作ならではだなあと思いました。
最初の『電話ボックスケーキ』はストーリーらしいストーリーがなかったのですが、絵的にはこれが一番凄かったですね。
主人公の男性が剥き出しのホールケーキと一緒に電車に乗って移動し、電話ボックスに入ってどこかへ電話しまくったものの、望む相手には繋がらなかったようで、電話ボックスを出て携帯電話で再びどこかへかけてもやっぱり出てもらえず、終いには一人でケーキに蝋燭を立てて素手で入刀していたので(笑)。
結局主人公がどこへ何のために電話をかけていたのかは明らかにされなかったのですが、さくらさんには「彼女とお祝いしようと思って電話をかけまくっていた」ように見えたそうで、私には「誰でもいいから一緒に自分の誕生日を祝ってくれる人を探して電話をかけていた」ように見えました。
NITAさんには「着信拒否に抵抗して公衆電話から電話をかけていた」ように見えたとのことです。
何だか私だけ凄く寂しい人っぽい解釈で少し切なくなりました。
しかも一番の奇行(笑)。
奇行に走らないように気を付けながら生きて行こうと思います。
2番目の『鮮血の聖女(マゼンタのイヴ)』はストーリーがあって、上映時間がおよそ一時間と一番長かったですね。
何だか特撮ヒーローものに通じるような雰囲気でしたし、初っ端からメイドカフェが登場したりしていたので、萌え系変身ヒロインものかと思いきや、全然違ってホラーでした(笑)。
しかしメイドカフェの常連客が犬を遥かに凌ぐ嗅覚の持ち主だったり、主人公が懐いていた先生がドSだったりと、ツッコミどころとかっ飛ばした設定が多かったせいか、全く怖くはなかったですね。
一通りの上映が終わった後に主演の女優さんが監督さんとちょっとしたトークショーをしていらっしゃいましたが、主に舞台で活躍されている方のようなので、きっと大変なんだろうなあと思いながらお話を聞いていました。
某ラジオ番組において声優の大川透さん(『鋼の錬金術師』のマスタング大佐役など)が、「声優さんになったきっかけは?」と訊かれて「ぶっちゃけ舞台じゃ食えなかったから」とリアルなお話をされていたので(笑)。
何でも声優業界には舞台俳優から転身された方が結構多いそうなので、「もしかしたらこの方も将来憧れの声優さんになったりするのかしら、ドキドキ」などということを考えていた私です。
すみませんすみません(殴)。
最後の『冷蔵庫恐怖症』はこれまたストーリーがあるようなないような感じで、不思議なお話でした。
「悪魔X」の仕業で開ける度に中身が変わってしまう冷蔵庫の話で、水がお茶になったり、冷蔵庫の中の物が全部トマト(さくらさんにはりんごに見えたそうですが)に変わったりして、使い方によってはとても便利そうです。
さくらさんが2ちゃんねるで知り合ったという原作者の方と少しお話させて頂いたのですが、「悪魔X」って何だとか諸々の謎については特に考えていないということでした。
原作は明るい感じのお話ということだそうですが、映画は随分淡々としていて、原作者の方曰く怖い感じになっているそうです。
私はトマト好きですし、別に怖いとは思わなかったのですが、オルガさんの言う通り「何も入ってないのに、いきなりトマトとか入ってたら怖い」かも知れません。
ちなみにそのオルガさん、感想を書く紙に「意味がわからなかった」というようなことを率直に書いていたそうです。
私オルガさんとはこの日が初対面だったのですが、さくらさんが面白いと言っていただけあって、立派に面白い方でした(笑)。
そしてNITAさんは漫画家志望である以上何か面白いことを書かなければと悩んでいて(何故か感想を書くべきところに絵を描くという謎の行動に走っていました(笑))、さくらさんと2人で「何見栄張ってるんだ!感想なんだから思ったことを普通に書けばいいだろう!」と横から苛めていました。
無駄に高いハードルを自分に課してどうにもならなくなったりするところが、とっても弟に似ているNITAさんです。
映画館を出てからマクドナルドでだらだらとお喋りしていたら追い出されたので(笑)、その場の流れでカラオケに行くことになりました。
トップバッターを務めたのはNITAさんで、選曲はBUMP OF CHICKENさんの「アルエ」でした。
歌うのが嫌いという訳ではないそうですが、以前「歌うのはモノマネのようだから恥ずかしい」と言っていただけあってあまり歌わない人なので、なかなか珍しいものが聞けましたね。
オルガさんとは初めてカラオケに御一緒したのですが、とても歌がお上手で素敵でした。
さくらさんも相変わらずプロのような歌唱力で、NITAさんが途中退室してしまってからというもの、私は相当肩身が狭かったです(笑)。
でも初めてさくらさんのALI PROJECTさんを聞けて嬉しかったですね。
足でリズムを取らないと遅れると、「六道輪廻サバイバル」を立って歌っていたのが印象的でした(笑)。
締めは3人でという話になったのですが、ALI PROJECTさんはオルガさんがわからず、オルガさんとさくらさんがお好きな歌は私がわからなかったので、さくらさんの提案で「残酷な天使のテーゼ」で締めることに。
しかしマイクが2本しかなかったので、オルガさんはマイクの代わりにグラスを持って(笑)歌っていたのですが、やっぱりオルガさんにマイクを渡すべきだったなあとつくづく思います。
私は声量が全然ないのでさくらさんの声に負けまくってしまい、気を遣ったさくらさんがマイクを離して歌っていたので(笑)。
ほんとすみません。
しかも渋谷駅で『DISSIDIA』のポーションの広告を探して無駄に歩かせてしまってごめんなさい。
あのポーションの缶に見立てた巨大な広告を是非とも写真に撮りたかったもので(殴)。
ハチ公口付近にあると聞いていたのですが見付からず、恥を忍んで駅員さんとお巡りさんと警備員さんに尋ねてみたのですが、誰一人としてわかる方がおらず、仕方ないので泣く泣くそのまま帰ってきました。
発売を前にして既に撤去されてしまったのでしょうか。
真相は不明ですが、付き合わせてしまってすみません。
ありがとうございました。
PR