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お酒より、美声に酔う体質の私です

ごめんなさい。

コミックマーケット72のレポートを書こうかとも思ったんですが、その前にどうしても書いておきたいことができてきてしまったので、そちらから先に書かせて頂きます。

一体何をそんなに書きたいのかと言うと、『べクシル 2007 日本鎖国』という映画についてです。
近未来を舞台にしたフルCGアニメーション作品・『アップルシード』を手掛けた、曽利文彦監督の最新作ですね。

『アップルシード』はちょっと設定がわかりにくかったので、「どうかな」と思っていたのですが、予想以上に良かったです。

わかりやすい設定でしたし、アクションはハラハラドキドキでした。

それに、キャラが良かったんですよ。

マリアさんという女性が、とっても綺麗でかっこ良くて、「あの人が主人公だったらいいのに」と思いました。

常に冷静沈着な人なので、主人公向きではないんですけれど(笑)。

とまあ、大満足の『べクシル』でしたが、たとえ内容があまり良くなかったとしても、許せてしまえることが一つ。

クラウドとセフィロスがいたんですよ!

正確には『FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN』等でクラウド役を務めた櫻井孝宏さんと、セフィロス役を務めた森川智之さんがいらしたんですー!

映画を観終わった瞬間、妹に「クラウドとセフィロスいたね!」と言ったら、「映画観終わって一言目に言うことがそれかい」と言われてしまいました(笑)。

だって作中のキャラの系統が結構クラウドとセフィロスに似てたんですよ。

おかげで、私は心の中できゃーきゃー悲鳴を上げながら耳に全神経を集中させていました(笑)。

特に森川さんが声を当てていたキサラギさんという人は、神志望でしたしね(笑)。

「森川さんはセフィロスをやってから、悪役・敵役率が上がっている」と、我が家ではまことしやかに言われていたりしますが、本当のところはどうなのでしょうか。

ちなみにキサラギさんは完璧に悪役で、しかも自分が不利になった途端にわたわたと見苦しく言い訳を並べ立てていました。

どうせならセフィロスみたいに、必殺技を喰らった後でもダメージ喰らってるとは思えない声で「私は、思い出にはならないさ」なんて台詞を言ってくれるくらいのかっこ良さが欲しかったんですけれど(笑)。

そこ行くと櫻井さんが声を当てていたリョウさんは、ボロが出なくて良かったですね。

妹は「ヘタレじゃない分、クラウドよりかっこいい」と言っていました。

クラウドに対してそういう言葉を使うなと何回も言っているのに、一向に学習してくれない妹です(涙)。

こんな感じで美声大好きな私なので、『ADVENT CHILDREN』などで声が付いてから、一層クラウド達への愛が深まった気がしますね。

私、声的には櫻井さんの方が好みなのですが、『ADVENT CHILDREN』を見ていてぞくっとしたのは、森川さんの声でした。

セフィロスの台詞に、「お前のもっとも大切なものは? それを奪う喜びをくれないか?」というのがあるんですけれど、これは本当に聞いていて背筋が震えましたね。

森川さん自身も、先の台詞にゾクゾクしたと仰っていましたが、多分その声を聞いている人の方がゾクゾクしてると思います。

本当に色っぽいので。

テレビ等で見る分にはスルーできるようになりましたけど、未だにイヤホンで聞くと耳と背筋がぞわぞわーっとしてしまい、平静ではいられなくなります。

初めてイヤホンで聞いた時は、「のわーっ!」と椅子の上で一人身悶えていました。

傍から見ていると、かなり変な人ですね(笑)。

でもいいんです。

私、幸せですから!

早く9月13日(『CRISIS CORE』発売日)にならないかなあと、指折り数えて待っている今日この頃です。





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