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遅くなりましたが、夏コミに行って来ました 1

最早イベントが終了してから半月あまり経過していて今更ですが、行って来ました。

コミックマーケット72。
行きの電車で生まれて初めての人身事故に遭遇するというハプニングはあったものの、無事前日の夜にホテルに到着しました。

しかし、この日のことは率直に言ってよく覚えていません。

なぜならば、徹夜明けだったからです。

きつかったですねー。

「Two-Three DX」の新田さんと佐野さんと夕食をご一緒したのですが、その時など本当に半分寝ていました。

何とか辛うじて原稿の体裁は整えたのですが、印刷に手間取り、出発ぎりぎりまで印刷に追われていましたからね。

なので、もちろん製本はホテルでやりましたとも。

初めは一人でやっていたのですが、「MKL FACTORY」のLinn107さんが見かねて手伝ってくれました。

でも目の前で原稿見られるのは、すごーーーく恥ずかしかったです。

私のいないところでなら、どれだけ読まれようが朗読されようが全然平気なのですが、どうしても目の前で見られるのは駄目なんです!

ぐああああ!

思い出すだけで恥ずかしいーーーー!

そのため原稿を広げずに製本していたのですが、おかげで余計に時間がかかってましたね。

彼女が手を出したくなったのも、無理からぬ話ではあります(笑)。

ところで、新田さん達からお土産を頂いたのですが、ずーっと缶詰状態で原稿にかかりきりになっていた上に、徹夜までしてしまった私はお土産のことを完全に失念しておりまして、お二人には大変申し訳ないことをしてしまいました。

不調法者な私ですみません(猛省)。

ありがとうございました。

さて、何とか製本も終わり、翌日には何とか新刊を持って会場入りすることができました。

高校時代からの友人である柊さんが助っ人に来てくれまして、彼女といろんなことを話しながらお客さんを待っていましたね。

今回はFFⅦで出品したのですが、彼女はFFⅦを知らない人だったので、「これ、実は10年前に出たゲームでね、主人公はテロリストなの。発電所みたいなところを爆破して、人をたくさん殺しちゃったりするダークヒーローなんだ」といろいろ説明してみたり。

こんな説明ではよくわからなかったと思いますが、それでも本をゲットしてくれた彼女はかなりのいい人です。

幸い特殊な設定はほとんど書いていないので、作品を知らなくても普通には読めたと思うんですが、どうでしょう?

ちなみに彼女は、以前弟と出した『蟲師』本までゲットしてくれました。

文章的にはこちらの方がひどいという確信があるので、感想を聞くのが怖いですね(笑)。

創作の話もいろいろしまして、魔王ファンの彼女と魔王の話をしたりもしました。

私、神が嫌いなので、読み手も神が嫌いなのではなかろうかと思い(この城に置いてある作品ではそうでもないですが、高校時代に書いていた神は嫌なところが全開だったので)、あまり出さない方がいいかなと訊いてみたところ、意外にも「神と魔王が一緒に出てくる話は好き」と言ってもらえて、嬉しかったです。

確かに神は魔王を叱れる数少ないキャラなので、神といる時の魔王は結構可愛いところが出るんですよね。

「魔王が可愛い」と言ってもらえて、とっても幸せでした。

ですが、以前から気になっていたことが一つ。

それは、「柊さんは魔王のどこを好きなのか?」ということです。

ストレートに訊いてみたところ、

「全体的に」

という答えが返ってきました。

全体的。

そこまで愛されれば奴も幸せというものでしょうが、柊さんは少し考えてからこうも言いました。

「ああいう圧倒的な存在って惹かれない?」

「ああ! わかるー!」と思った私だからこそ、ああいう奴を書いてるんでしょうね(笑)。

柊さんには「もし魔王がメジャーになっても、魔王のファン第一号は君だからね!」と、ちゃんと言っておきました。

この言葉に少しでも重みが出るようにしたいところですが、今頭に浮かぶのはFFⅦの二次創作ネタばかり。

なまじ一連の物語の終着点が見えてしまったもので、書くべき作品リストがえらいことになってます。

あまりにも落ち着かないので、とにかく一作だけは書くことにしましたが、次回はいつになるかまだ未定ですね。

新人賞応募用の原稿も書きたいですし、私がもっとたくさんいたらなあと、切実に思います。

話が逸れに逸れましたが、この続きはまた次回と致しましょう。

それでは。





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