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SFモードで進行中

『シドニアの騎士』にハマってから、頭の中がすっかりSFモードになってます。

おかげで作ったはいいものの、使う機会がなくて忘れかけていた「魔王はスパコン以上の演算能力がある」という設定があったことを最近思い出しました。

魔王、機械が出ないファンタジー世界に出演することが多いですし、文系の私にはそんな高度な演算能力が必要になる展開をなかなか書けないので、せっかくの能力なのに完璧に宝の持ち腐れと化していますが(笑)。

あまりに勿体無いので、どうにかして使えないものかなあと頭を捻った結果、「演算シーンは出せなくても情報処理能力が凄い」ということなら書けることに思い至り、その能力故に人間との認識が大きくずれているというキャラ立てに使うことに成功しました。

世界観をぶち壊さない言葉選びをしたつもりとはいえ、魔王が機械的過ぎる印象になってしまっていると良くないので、決定稿には残っていない可能性もありますが、一度でも書けたことに大変満足しています。

「情報処理能力が凄い」というのはいつも頭の片隅にあった設定なのですが、それが魔王の認識に上手い具合に繋がるとは今まで思っていなかったので、魔王の新たな一面を知って、ますます愛が深まりました。

私の二次元における好みの集合体であるのは勿論ですが、最早執筆において欠かせないレベルのキャラなもので。

私は毎回書き出す前にキャラクターの性格を結構細かく決めるものの、実際書き始めてから「何か違うなあ」と性格の一部を変えることがちょくちょくあるのですが、誰に対しても立ち位置が基本変わらない魔王に対してキャラクターがどう接するかがキャラを固める上で役立ったりするので、かなり重宝しているんです。

馴染みのないキャラクターしかいないより、よく知っていて親しみのあるキャラクターがいてくれた方が精神的にちょっと楽ですし、省エネにもなりますしね(笑)。

キャラクターを生み出すって、かなりエネルギーが要るんです。

その上ストーリーも考えないといけないので、余計に大変ですが、書きかけのデータが飛ぶという惨事に見舞われながらもめげずに書いてますよ、ええ。

時間がなかなか取れないのは相変わらずですが、少なくとも年内には第1稿だけでも終わらせたいと思います。




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