100万回死んだ猫はよく発狂しなかったと思う
今だかつてこんなに書けなかったことはないという程、執筆が捗りません。
とりあえず400字詰め原稿用紙換算で100枚を越えたのですが、大して話が進んでいないので、この調子では何枚になるか……。
書きながら考えるというのはやはり時間がかかる上、キャラが思うように書けずにとても苦労しています。
常々「主人公がいつも似たような感じ」と妹に言われていたので、「脱似たり寄ったり主人公」を目指して、短気&ぽやぽや主人公にしたのですが、思いの外難しいです。
でもこれまでで最短に気の短い主人公を書いたおかげで、いつの間にか思考がパターン化されていたことに気付けました。
一応それぞれに生い立ちが違っていたので、自分では書き分けているつもりだったのですが、平均的に穏やかないい人ばかり書いていたせいでしっかり癖が付いていたようですね。
そのことに気付いたおかげでいまとても苦労しているのですが、苦労した分今までより多少マシなものになるのではとちょっぴり期待しています。
少し話は逸れますが、最近いずれ死んでもらうことになる敵役のいい殺し方はないだろうかと頭を悩ませています。
これまでいろんな方法で殺してきたので、今までに書いたことがない上にそれはそれは惨たらしい殺し方がいいのですが。
久々にいいなと思った殺し方は、種村有菜さんの『桜姫華伝』という漫画に出てきた「不老不死の少年を生きたまま水牢に沈めて、延々と溺死させ続ける」という方法ですね。
不老不死だったらそもそも死なないんじゃなかろうかとも思いますが、すぐに生き返る場合はカウント外ということでしょうか?
ちなみにその少年は元はとても優しい人だったそうですが、何度も殺される内に狂気に飲み込まれて人間をひどく憎むようになってしまいました。
肉体的にも精神的にも大ダメージな上、やった後は延々放置するだけで手間いらずというとっても素敵な殺し方だと思います(笑)。
私が書く予定の敵役も不老不死もどきな状態になる予定なので、何か永遠に苦しみ続けるような殺し方にしたいですね。
耐え切れずにあっさり発狂してもらって、その後延々放置というのも良さそうですが(鬼)。
どう殺すかじっくり考えつつ、たらたらと書こうと思います。