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藤篠君がこっちを見てる

コバルトさんのノベル大賞に応募する予定の作品の第1稿があらかた終わりました。
規定枚数400字詰め原稿用紙換算105枚のところ、現在110枚です。

今回はNovelのThe Present Timeに置いてある『夏の痛み』の続編なのですが、『夏の痛み』のシーンをいくつか組み込んだものの、そのまま書くにはとてもページが足りなかった上に文章があまりにひどかったので、一部改変してしまいました。

前の方が良かったなと思うところもありますが、多分今回の方がマシ、だと思います。

多分本編より回想の方が台詞が多いってどうなんだとは思いますが(笑)。

ちなみに主人公の水門君が喋っている相手はほとんど藤篠君です。

既に死んでいる3年後にも出てきますが、そちらは台詞はなく、じーっと水門君を見ているだけですね。

以前さくらさんと「藤篠君が幽霊になったら、じーっとこっちを見ているに違いない」というお話をしたので、その通りに書いてみました。

本編でキレて襲い掛かってきた人なので、また襲い掛からせてもいいかなと思ったのですが、肉弾戦より祟りめいたものの方が怖いだろうなと思ったので、特にアクションはさせなかった次第です。

おかげで艶っぽい描写の追加はほとんどできませんでした。

追加するどころか、寧ろページの都合で減ってます。

実に残念です。

いい機会なのでたくさん書きたかったのですが、それはまたの機会に取っておくことにしましょう。







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