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殺すなよ!

いきなりですが、表意文字圏の人の名前を考えるのは面倒だと思います。
何故ならば漢字とその読み方両方を考えなければならないからです。

個人的には非常に面倒で苦手なので、NovelのThe Present Timeに置いてある『夏の痛み』の続編を書くに当たって、新参者の少年の名前を妹に考えてもらいました。

既存のキャラクターに割合珍しい苗字の子が多いので、一人だけ浮かないように「変わった苗字で」とオーダーしたら、「神鳴(かんなり)」さんという苗字(実在するらしいです)にしたらどうだと言われ、そのまま採用。

「名前は?」と聞いたら「神鳴(かみなり)とくれば「あきら」かな」と言ったので、「あきら」と打ち込んで変換一覧の中から出てきたという字を選び、ルビを出してみたところ「まこと」という読み方で出てきたので、敢えてそのままに。

かくして彼はめでたく「神鳴 (かんなり まこと)」君となったのでした。

しかしその神鳴君が出番から間もなく飛び降り自殺してしまったので(笑)、妹には「せっかく名前考えた奴をこんなにあっさり殺すなよ!」と怒られました。

そして「ほんとに人殺すの好きだねえ」と呆れられましたが、自らの名誉のために言っておくと、楽しんで殺したのはNovelのFantasyに置いてある『捧ぐ歌』に出てくる狂死した人くらいです。

本当に狂死する人がいるものなのか真偽の程は私にはわかりませんが、本当にいるとしても多分一生涯人のそんな最期に立ち会うことはないでしょうし、自分がそんな風に死ぬ気がしませんし、一度書いてみたかった死に方なので、書けた時には「遂にやったー!」と思いました。

狂気の人ですみません(笑)。

いつの頃からか作中で人がよく死んでしまうようになったので、「またか」と思われないようにできるだけ他の死因と被らないようにしているのですが、交通事故死、飛び降り自殺、狂死、四肢切断の惨殺、溺死(六月に投稿予定の作品でまたも死人が出ました(笑)。死ぬシーンは書いてませんが)、病死、失血死(だと思われる刃物による自殺)に、跡形もなく消滅させられると、思い出せるだけでもこれだけの方法でキャラクターを死に追いやっているので、いい加減キャラクターの葬り方に差を持たせるのがキツくなってきました。

名もなき皆さんは何度も魔王に消滅させられていたりしますが、もうそこまで神経が行き届きません(笑)。

その内ショッキングに爆死とか圧死とか何かに食べられてキャラクターが死ぬこともあるかも知れませんが、別に好き好んでそういうシーンを入れようと思って書いている訳ではないんですけどねえ……。

このところ立て続けに死人を出してしまったので、次はできれば死人ゼロで行きたいと思います。






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