築代さんには、鬼ごっこもどきをしてもらいます
『小説 Wings』さんの新人賞に応募する原稿が、やっと残すところ3分の1程度になりました。
何とかキャラクターも出揃い、現在主人公は暗い夜道をひたすら逃げている真っ最中ですね。
新聞配達員という設定が思わぬところで役立ち、道に明るいことを活かしてとりあえずは逃げ切ったかなというところです。
なお、タイトルの築代(つきしろ)さんというのは、この物語の主人公のファミリーネームで、ファーストネームは改(あらた)君と言います。
私名前を付けるのがあまり得意ではなくて、自分にペンネームすら付けられない人なので(笑)、キャラクターに名前を付けるのには毎度苦労させられてますね。
自分が「佳景」という割と珍しい名前で、その名前をとても気に入っているので、何となくキャラクターによくある名前を付ける気にならず、いかにもライトノベルとか漫画っぽい名前ばかり付けてしまいます(笑)。
名前と言えば、私が今まで見た漫画や小説の中で一番インパクトがある名前を付けていらしたのは、西尾維新さんでしたね。
『きみとぼくの壊れた世界』(講談社ノベルス刊)に出てきた、
病院坂 黒猫
という名前が未だに忘れられません。
読み方はそのまま「びょういんざか くろねこ」です。
念のために断っておきますが、これ人名ですよ(笑)。
そして名前の主はエキセントリックな女の子です。
「ライトノベルではないレーベルでこのネーミングか」と妙な感心をしたことが、とても印象深く思い出されますね。
あまりにも個性的過ぎて、ストーリーより何より名前で苦手意識を持ってしまったんですが(笑)。
ちなみに病院坂さんには劣るものの、弟が以前「俺、今日すげー変な名前見た!」と話のネタにした風変わりな名前があります。
その名前とは、
阿散井 恋次。
何だか凄い字ですが(笑)、こう書いて「あばらい れんじ」と読みます。
久保帯人さん作『BLEACH』という漫画に登場する男性です。
ちなみに私が音だけ聞いた時に浮かんだ字は、
肋井 蓮二。
こっちもかなり凄い字だとは思いますが、やはり凄さでは「阿散井恋次」の方が上でしょうね(笑)。
男性キャラで「恋」という字を名前に使うというのは、かなり斬新だと思います。
「恋の次って何だ?愛か?愛なのか?奴は実は「阿散井愛」なのか?」などと、意味のない深読みができたりするところが面白いですね(笑)。
ちなみに私が今まで書いた中で一番変わった名前は、
一藤 黄昏
です。
「いちふじ たそがれ」と読みます。
ファミリーネームだけがとりあえず先に決まっていて、ファーストネームを考えていた時、丁度黄昏時だったのでこうなりました(笑)。
こんな人生が始まった時から終わっているような名前なんてまず付けられたくありませんが(笑)、いつか気が向いたら使い回すかも知れませんね。
名前を考えるって、結構な手間なので。
そこ行くと神と魔王は親孝行ですよ。
名前ないですから(笑)。
さて、徹底した物臭ぶりをお見せしたところで、そろそろ築代君達の所に戻るとしましょうか。
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