第8回角川ビーンズ小説大賞に応募してきました
そんな私の現在の心境は、「燃え尽きたぜ、真っ白にな」。
昨日から今日に掛けて、遅筆な私にとっては奇跡的な執筆速度を達成し、多分400字詰め原稿用紙20枚くらいは書いたと思います。
当初はここまできついスケジュールになる予定ではなかったのですが、昨日の昼下がり、ふと思い立って全体の7分の1弱を書き直し始めたら、案の定睡眠時間をほとんど確保できなくなってしまいました。
全てはこれではよろしくないと思いつつ、土壇場まで追い詰められないとアイディアが出て来ない上に、ここまで差し迫った状況で書き直しを断行した自分のせいですが、これほど書くということが呪わしく思えたことはありません。
今も睡魔のスイマーのすいまーが襲ってきます(笑)。
頑張った分、書き直す前よりは良くなったと思うので後悔はしていませんが、何でこんなギリギリで「あ、行けそうかな」という瞬間が来るんだと自分自身に腹が立ちました。
しかし作品を読んでもらっている妹に「こうこうこういう風に変えようと思うんだけど……」と言ったら、「ええっ!?」と初めて驚いてもらえたので、怒りのボルテージは少し下がって70%くらいでした。
何分時間がなかったので、手を入れたいところはまだまだありますが、何とか形にはなったので、とりあえず良しとしようと思います。
400字詰め原稿用紙換算300枚という規定で、改行を減らしてどうにか規定枚数内に入ったというかなりぎちぎちな作りなので、削ったシーンは数知れずですが、神と魔王のキスシーンは残りました(笑)。
前々から一度書いてみたかったのですが、ここで削ってしまうともう二度と書く機会は巡って来ないかも知れないので、残せて良かったです(ニヤリ)。
人格改造すべきか悩んだストーカーもどきな人もそのままですが、妹に「ヘタレ」と罵られた人は「生温い」と叱責を受けたので、輪を掛けて情けない人になりました(笑)。
俗に言うところの「ヘタレ」君はこれまであまり縁がなかったのですが、引き出しができつつある気がするので、これからもちょくちょく書いてみたいと思います。
今回の一番の収穫は、多分これですね(笑)。
あまりキャラクターを書くのが得意でなく、どうしてもタイプが偏りがちになるので、少しずつでも幅を増やせるように努めようと思います。