文章力が10上がった!
10というのは適当な数字ですが、「Sevens Party 2」用原稿を書き終えた今は、それ以前より文章力が確実に上がった気がします。
妹にも「文章が随分良くなった」と言ってもらえたので、多分気のせいではないでしょう。
ということで過去の作品の文章が、題材より構成より文章が許せなくなり、城に収めてあった3作品をまとめて撤去しました。
現在連載中の『夏の痛み』は改稿し、他の作品も順次改稿する予定です。
二次創作は多少文章がひどくても一次創作程気にならないので、基本的にはそのままですが(特に『FFⅦ』は作品数が多いので、改稿するのが大変ですしね。いくつかは手を入れる予定ですが)、『No.6』と『妖怪アパートの幽雅な日常』は撤去の上で、他所から頂いてきたお題で小説を書くつもりです。
でないと、いつまでも作品が増えそうにありませんからね。
『FFⅦ』は設定に甘さが目立つわ、辻褄は合わないわといった具合なので、「私だったらこんな風には書かないのに」とか「ここはこうすれば上手く繋がるんじゃないか」という思い付きを作品にして行っているのですが、『No.6』とかはそこまでしたくなる程ひどいことにはなっていないので(笑)。
ちなみに、『Xenosaga』に関しては撤去するかどうか考え中です。
「グノーシスと呼ばれる怪物に接触した人間が稀にグノーシス化するのは、グノーシスが世界を拒絶している人間を仲間にしようとするから」という仮説が正しいのかどうかわかりませんし、正しいのだとしたら設定資料集辺りに載っているのでしょうし……。
私の中で『Xenosaga』はエピソード1で完結しているので(2以降は期待を裏切られまくったので、私の中では存在していないことになっているんです(笑))、当然3の設定資料集は見ていないんですよね。
こちらは多分お題にチャレンジはしないと思います。
もうオリジナルと『No.6』と『妖怪アパートの幽雅な日常』と『FFⅦ』で手一杯な感じなので。
しかし、こんな風に作品の入れ替えができるとは嬉しい限りですね。
以前はどれだけ書いても少しも上達なんかしませんでしたし、どうすれば上達するのかも全くわからなくて、とにかくイライラしてばかりいましたから。
とにかく苦しくて辛くて、書くことが楽しいなんてほとんど思っていませんでした。
それでも書くことを投げ出さなかったのは、書くことが私にとってどうしても必要なことだったからです。
生きることは寂しくて怖くて苦しくて、何もしなくても生きているだけで自分の中に負のエネルギーが溜まって行って、一時期ほとんど書かなかった時には自分が壊れそうになりました。
それでも私が今こうして越えてはいけない一線の内側で静かに生きていられるのは、書くことを知っていたからです。
「上手くなりたい」、「プロになりたい」と思って、定職に就かずにずるずるアルバイトをしながら書いていたのですが、どうしても成長が実感できなくて、思い切って無職になって早一年。
一年前の今と比べて、今の自分は随分伸びた気がします。
人間伸びているという実感が持てると途端に楽しくなるもので、今は書くことが本当に楽しいです。
願わくば、今年がいい年になりますように。
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