小説の舞台のモデルになった場所がニュースに!
一応三本全て完結済みですが、一話完結型の長編ファンタジー・『その手に取るもの』(http://ncode.syosetu.com/n6718dq/)だけは時々中盤のエピソードを追加していたりしますよ。
アクセス数がトータル数千を超えていても、ブックマーク数は十にも満たない数だったりしますが、地味に増えてきていて嬉しいです。
ありがとうございます!
ここを使おうと思ったのは、水の豊かさをアピールしている地方自治体をWikipediaさんで調べた時に、地形や産業が一番詳しく書かれていて、地元の人々の生活を書き易かったからでした。
情報の正確さという点においてそれ程信頼性は高くないWikipediaさんですが、いろいろな情報がまとめられていて便利なので、小説の舞台を決める時などによく使わせてもらっています。
ファンタジー物だと情報が不正確でも別に困りませんし、いろいろな世界の中の一つに私達の世界があるという設定なので、寧ろ全く同じ物があってもらっては都合が悪く、情報が多少間違っているくらいで丁度いいとも言えますね。
今回の日田市の場合は約百年程前の時代をイメージして書いているので、なかなか資料が集まらず、村の様子は他の農村の写真を参考に描写したり、以前テレビで見た魚と共生する人々(日本だったのは間違いありませんが、メモを失くしてしまったので、場所がどこだかわかりません)の暮らしぶりを取り入れてみたりと、結果として実際からかなりかけ離れたものになっていると思いますが。
その日田市の水は名水との呼び声も高いらしいですが、その名水で洗車をしていく人が後を絶たず、地元の皆さんが憤慨しているというニュースを昨日某所で見てびっくりしました。
水道代の節約が目的なのでしょうが、名水で洗車って凄く勿体無いような……。
いくら水が豊かな土地とはいえ、流石にやめてあげて欲しいと思います。
作中の人々は生ごみを魚に食べてもらい、汚れた水を水草に綺麗にしてもらうことで、水をリサイクルして暮らしており、水が豊かな土地で敢えて水を再利用し続けるところに、人々の水への深い感謝と信仰があることを書いてみたのですが、名水を洗車に使っている皆さんにも、潤沢にあるからと言ってあるだけ水を消費することの是非を今一度考えて頂きたいものだと思いました。
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