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夏と言えばホラー

という訳で、最近竜騎士07さんの『うみねこのなく頃に』のアニメを見ています。

絶海の孤島に建つ洋館(勿論救援は来ません)で、人間技では到底不可能と思われる連続殺人が発生するという、ミステリーのお約束的なお話です。

しかし普通のミステリーとちょっと違うところもあって、本編中でいるとかいないとか言われている魔女と主人公が議論を戦わせたりします。

これは物語が一通り終わった後に、本編での生死とは関係なく行われるもののようですが、事件が人間の仕業だと推理できれば主人公の勝ち、それができずに魔女の仕業だと認めるしかなくなれば負けらしいです。

竜騎士07さんと言えば『ひぐらしのなく頃に』が有名ですが、あれは事件の真相がかなり卑怯と言うか(笑)、与えられる情報が少な過ぎて推理するのは到底不可能な真相だったので、きっと今回もただ「魔女は存在するか否か」というだけのお話ではないのでしょうね。

巨悪が裏で糸を引いて事件を起こしているか、さもなければシンプルに主人公が犯人、あるいは全員が何かしらの事件の犯人なのではないかなーと思いますが、きっとどれ一つとして当たっているものはないでしょう(笑)。

ミステリーの犯人とかトリックとか、今までに一つとしてわかった例がありません。

弟は『ひぐらしのなく頃に』の綿流し編の犯人が見事にわかったそうですが、私は全く駄目でした。

弟に「何でわかったの?」と訊いたところ、「たった一人、全ての犯行が可能だった人間がいるんだよ」とコナン君か金田一君のようなことを言われて「えええええー!」と思ったことが忘れられません(笑)。

ちなみに妹も『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』がTV放送された折に、トリックはわからなかったものの、犯人とその動機をコナン君ばりの名推理で言い当てたそうです。

弟と違って、妹の推理は根拠のない只の勘ですが、それすらできない私って……!と軽くショックを受けました。

妹は私と同レベルだと信じていたのですが、何だか裏切られたような気分です(涙)。

ミステリー、読むのは割と好きなのですが、いつまで経っても犯人がわかるようになりません。

頭の作りが単純なんでしょうね(笑)。

おかげで作中に謎とか作れなくて困ります。

現在執筆中の作品では珍しく、「Aという物がなくなった。しかし建物の中を徹底的に捜索しても見付からず、尚且つそれを外部に持ち出すことは難しい。さて、Aはどこにあるのか。この建物の中なのか、あるいは外部か。外部とすればどこなのか」という微妙にミステリーっぽく見えなくもない謎を書いてみたのですが、どこに隠すか決められないままに適当に書き始め、100枚あまり書いたところで漸く決まりました。

伏線がたった一行そこらなので、大抵の方が気付かないことに期待しますが、簡単にバレたらちょっと落ち込みそうです。

まあ、犯人と適当に考えて書いていた職業が奇跡的に上手く符合してくれただけでも儲けものなので、あまり欲はかかないことにしましょう。

出来はともかく、ちょっと目先を変えて頑張った自分を褒めながら頑張りたいと思います。






 

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