原動力は魔王

お久し振りの佳景です。

体調を崩して寝込んでいたおかげで、日記が放置気味でしたが、とりあえず生きてます。

細々と執筆も続けていますよー。

深夜テンションで魔王と神のテレパシーでのやり取りを書いていたら魔王が妙に可愛くなって、「おおう！これはキャラ崩壊もいいところだぜ！」とわたわたしたりしていましたが、よくよく考えたら「世界の内側にいる時には、神と魔王はそこにいるだけでダメージを喰らう（本来その世界に在るべき存在ではないので）ため、心を繋げたりしたらダメージが２倍になる」という設定があったことを思い出し、書き直したら結果としていつもとあまり変わらないところに落ち着きました（笑）。

魔王って言い回しが私の日常会話とは大きく違うので、今までは結構そこに振り回されていた気がしますが、今作では今までで一番魔王らしい台詞が書けた気がするので、とてもお気に入りの作品になりそうです。

やっと納得できるテーマがちゃんと決まりましたしね。

書き出すに当たって一応テーマは決めてあったのですが、「主人公の成長」だと舞台をファンタジーにする必然性がないので、やはりわざわざファンタジーを書くならファンタジーでないと書けないものを書きたいなあと思っていたんです。

でもどうしてもいいテーマが浮かばなくて困っていたのですが、最近ニコニコ動画さんで『鬼灯の冷徹』関連の投稿動画を見ていたら「ヒビカセ」という歌に出会いまして、その歌を何度も聞いている内にふと天啓のように「コミュニケーション」という言葉が浮かび、「これだ！」と新しいテーマに決めました。

テーマを「コミュニケーション」にして改めて作品を見渡してみると、いろいろな物が上手く噛み合ってくる気がします。

製作者さん、素敵な曲をありがとうございました（ぺこり）。

音楽を介してのコミュニケーションと切ない恋心を歌った「ヒビカセ」はニコニコさんにおいては有名な曲のようで、オリジナルの他にカバー動画がいくつもあるのですが、個人的にはしゅーずさんという歌い手さんのバージョンが一番好きですね。

男性の歌い手さんなのですが、ほとんど女性ヴォーカルの歌しか聞かない私にしては珍しく、この方の歌は大変気に入りました。

声質がとても柔らかくて耳障りがいいですし、歌い方も凄く色っぽくて素敵です。

ナレーションのお仕事をした時の動画で地声もお聞きしたのですが、耳をそっと撫でられているような錯覚を覚える程優しい声で、何だかくすぐったかったですね。

イヤホンで聞いたせいもあると思いますが（笑）。

今も無限リピートでしゅーずさんの「ヒビカセ」を聞きながらこれを書いているくらい、すっかりファンになってしまったので、近々ＣＤを購入させて頂こうと思います。