リアルじゃない鬼ごっこ
いきなりですが、『リアル鬼ごっこ』という作品をご存知でしょうか。
鬼ごっこと称して「佐藤」姓の人間を捕まえては殺しまくるという、佐藤さんにとっては世界一現実化したら嫌な物語です(笑)。
元は同人誌で発表された小説ですが、その突飛なストーリーで人気を博し、漫画化や映画化もされました。
ちなみにその映画の主題歌のタイトルも「リアル鬼ごっこ」と言います。
これは多くのアニメソングを手掛けたKOTOKOさんが歌っていらっしゃるのですが、最近その曲がお気に入りで、今も聞きながらこれを書いています。
私がKOTOKOさんを知ったのはTVアニメ『おねがい☆ティーチャー』のオープニングだった「Shooting Star」という歌で、これはとても可愛らしい感じの歌なんですが、「リアル鬼ごっこ」は詩も曲も随分とダークな感じで少しびっくりしました。
KOTOKOさんの歌を全部知っている訳ではないですが、概して可愛い感じの歌を歌う人というイメージがあったので。
なので、最初CMでこの曲を聞いた時には、「KOTOKOさんの声に似た人だなあ」と思いながら聞いていました(笑)。
ご本人だったので当たり前なのですが、CMの最後にKOTOKOさんの名前を目にした時にはかなりの衝撃を受けましたね。
いろんな歌が歌えてこそ、歌手なのでしょうが。
ちなみにこの歌詞はKOTOKOさんがお書きになっているのですが、「鬼ごっこ」の怖さがよく表現されていて好きです。
「叫ぶ生命(いのち)を摘んだ」とか「半歩後じさって焼ける怒りを吐いた」とか、作中で使いたいくらいです。
現在ウィングス小説大賞用に執筆中の小説は、鬼ごっこという訳ではないのですが、主人公とその仲間がある人から逃げまくる予定なので。
『リアル鬼ごっこ』と違って、捕まっても殺されたりはしませんけどね(笑)。
でもさっきお風呂に入っている時、ふと「殺された方が面白いかな」と思ったので、殺される危険を背負ってもらおうかなと思います。
物語を作る人って、きっとSな方が多いのでしょうね(笑)。
痛め付けられるより、痛め付けたい私です。
ちなみに、今回の主人公の職業は新聞配達員。
自分で書いておいて何ですが、ライトノベルの主人公らしからぬ職業ですね(笑)。
今まで書いたことのなかった職業を書きたかったということもありますが、キャラクターの生い立ちと合理性を考慮した結果、ここに落ち着いた次第です。
これでもジャンルは現代ファンタジーなんですが(笑)。
規定枚数150ページのところ、まだ20ページくらいしか書けていないので、ペースを上げて頑張ろうと思います。