ツンデレの極意
ビーンズさんに送る予定の投稿作、順調に推敲が進んでいます。
今回、主人公の片割を不幸属性のツンデレ調(笑)にしてみたのですが、やっぱりツンデレって難しいですね。
「絶対上手く書けないないだろうな」という予想を上回る駄目っぷりに、何度も心が折れそうになりました。
見るのは大好きなのですが、なかなか自分が萌えるツンデレは書けません。
それだけならまだしも、書いていてちょっとイラッとしました(笑)。
何だかツンデレな人って、人間として面倒臭いですよね。
素直になれないならそういう自分を貫き通してくれればいいのですが、その時々の気分で変に態度を軟化させたりすると、書いている方としてはとっても疲れます。
遠くで見ている分には大好きなのに、近くで見ているといろいろストレスが溜まりそうで、「ツンデレさんとはお友達になれないかも知れん」と真面目に思いました(笑)。
魔王のような気分屋を書くのは大好きなのに、何故かツンデレは駄目です。
魔王が広義のツンデレに入るなら、結構書いている筈なんですけどね。
神以外の人は全部「嫌い」か「どうでもいい」に分類している超ドライな奴ですが、神のことだけは振り回しながらも一応大事にしている(らしい)ので、ツンデレの範疇の端くらいには入るのではと思うのですが。
まあ、仮に奴がツンデレキャラだったとしても、神と一緒にいるところを滅多に書かない以上、ほとんど只のツンツンキャラにしかなりませんけどね。
尤も魔王は「ツンツン」と言うよりは、「ツンボケ」と言った方が正しそうな気もしますけど(笑)。
ピントがずれていて、なかなか会話が噛みあわないところも結構気に入っています。
今回は魔王が結構出張っているので、苦しかった反面、割と楽しんで書けました。
まだ推敲中なので、過去形で言うのは早いかも知れませんが。
スパートをかけるべく、そろそろ推敲に戻ろうと思います。