それは下僕という名の友達
同名の少女漫画が原作なのですが、原作よりアニメの方が絵が綺麗なので、今のところ原作を読む予定はないですね(笑)。
レイコさんは他の人に見えない妖怪が見えてしまうということで、周りの人に受け入れてもらえなかった人なのですが、妖怪はレイコさんを怖がったりしないので、彼女は随分妖怪達に救われていたんだろうなと思いますね。
まあ、イジメられていた割に勝気な人だったようなので、素直に「友達になろう」とは言えなかったらしく、妖怪に片っ端から喧嘩を売って勝って相手を下僕にしていた訳ですが(笑)、そんな彼女に妖怪達もまた救われていたようです。
人間は基本的に妖怪が見えないので、そもそも気付いてくれること自体が嬉しかったりするようですし。
中には人間に酷いことをされて歪んだ存在になってしまったものもいたりするのですが、それでも人間を憎み切れなかったらしく、怖がらずに接してくれたレイコさんのことをとても大切に思っていたようでした。
その優しさが何とも切ないです。
もう泣くしかありません。
いつかこんな綺麗な物語が書けたらいいと思いますが、スプーン一杯で驚きの白さになる洗濯洗剤を使っても一万回洗濯しないと白くなりそうにない心の持ち主である私にはきっと無理でしょうね(笑)。
「理想は叶わないからこそ理想なのさ」と自分に言い聞かせながら、そろそろ執筆に戻ろうと思います。
PR