『ひぐらしのなく頃に』が実写映画化ですね
何度かテレビでCMを見ました。
実写ではあの怖さはあまり伝わって来ないと思いますし。
『ひぐらしのなく頃に』は漫画化されたりPS2用ソフトに移植されたりと、様々なメディアに展開した作品ですが、やはりオリジナルのPCゲームが一番怖くて面白いです。
あれは読み終わっても暫く足の震えが止まりませんでした。
これを読んでいなかったら、『夏の痛み』で藤篠君がいきなり主人公に襲い掛かってくることもなかったでしょう。
その手前のシーンを書いている時に、彼の精神が予想以上に大きく揺らいで、「ど、どうしよう。これはもうすんなり落ち着いてくれそうにないわ。何かさせないと」と思っていたら、何故かふと『ひぐらしのなく頃に』で鉈を手にいきなり襲い掛かってきたレナちゃんの姿が浮かんだんですね。
そこで「あんな風にいきなり友達が襲い掛かってきたら、びっくりするよなあ。自分の骨削ったりしてて、狂人っぽい面もあるし、こいつならやりそうだ」というその場の思い付きで、急遽藤篠君には主人公を殴り付けてもらいました。
妹には初めて「びっくりした」と言ってもらえたので、キャラクター的には珍しく成功した方だと思います。
みんななかなか読み手の予想を裏切る行動に出てくれないので(苦笑)。
毎回こういう子が書ければいいのですが、どうしても予想の枠内に収まりがちで困りますね。
精進します。
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