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セフィロスのプレミアムファンクラブに入会しました

とは言っても、『CRISIS CORE』の中での話です(以下、ネタばれにご注意を)。
襲撃された新羅ビルで召喚獣とバトル後、六番街の公園に行って滑り台の側に立っている女性に話しかけると、セフィロスのプレミアムファンクラブに入会できます。

ですが、そのためには「セフィロス様の愛刀の名前は?」「セフィロス様の必殺技と言えば?」「セフィロス様の利き腕は?」という三択クイズに正解しなくてはいけません。

ご覧の通り、セフィロスファンなら余裕で全問正解間違いなしの簡単なクイズですけれどね。

ちなみに答えは、順に「正宗」「スーパーノヴァ」「左」です。

弟に教えてもらったのですが、「スーパーノヴァ」というのは「超新星爆発」のことなのだそうですね。

これが起こると強烈なガンマ線が周囲に放たれて、爆発を起こした恒星から半径5光年以内の惑星に住む生物は死滅し、25光年以内の惑星に住む生物は半数が死に、50光年以内の惑星に住む生物は壊滅的な打撃を被るらしいです。

『FFⅦ』では、隕石を星にぶつけて星を破壊しようとしたセフィロスですが、わざわざそんな手間の掛かることをしなくても、「スーパーノヴァ」の一撃で確実に星は滅びます(笑)。

星どころか使ってる当人まで滅びること請け合いですが、最後の戦いではセフィロスがどれだけ超新星爆発を起こしても、星はびくともしてませんでしたねえ。

その程度の威力で「スーパーノヴァ」とは、随分と大仰な名前を付けたものです(笑)。

巨大な砲台をきゅうりさながらに輪切りにしてのけるという派手な暴れ方をする彼には、これくらい派手な名前の技でないと釣り合いが取れないのかも知れませんが。

さて、無事クイズに全問正解したところで正式に入会となり、早速ファンクラブからメールが届きます。

タイトルは『銀色の風のかおり』。

セフィロスの、あのさらさらロングヘアの秘密について書かれています。

何でも、セフィロスが使っている洗髪料は新羅カンパニー製の最高級品で、会社支給なのだそうです。

そしてお風呂に入る度に、その高いシャンプーとリンスを、贅沢にも一本丸ごと使い切ってしまう(!)とのこと。

香りはバラ、バニラなど全13種類もあって、セフィロスは日替わりで違う香りを楽しんでいるようですね。

しかし、シャンプーとリンスのボトルサイズがどれくらいかは知りませんが、お風呂に入る度に空にしてしまう程髪の手入れを熱心にしているとは驚きました。

以前妹に「セフィロスは暇な時には髪の手入れをしている」という設定を力一杯否定されたりもしましたが、あながち間違ってもいなかったようです。

彼という人を思った以上に把握できていたようで、何とも嬉しい限りですね。

でもファンクラブの会員さんは、私などより遥かにセフィロスについて知っている気がします。

何しろ、セフィロスのファンクラブは20年前からあるそうなので(笑)。

弟からの伝聞なので、20年の歴史を持つというのがプレミアムファンクラブのことなのかはわかりませんが、20年前って言ったら、あの人恐らく年齢一桁だと思います。

彼の年齢は不明ですが、仮に享年27、28歳とすれば、物語が始まった時点(亡くなる2年前)で25、26歳。

そこから20を引くと、最古参のファンクラブは彼が5、6歳の時に結成されたという計算になります。

5、6歳と言ったら、幼稚園児か小学一年生――そんな頃から多くの女性の心を惑わせていたとは、流石はセフィロスですね(笑)。

ところで、セフィロスっていつから戦場に出ていたんでしょうか。

ラスボスであるジェネシスの故郷にある地下工場で、「同年代で英雄として活躍しているセフィロスにも、この名産のりんごを食べて欲しい」という旨のジェネシスの発言を記した新聞記事か何かを見ることができるんですが、使われている語彙からしてその時のジェネシスは10歳かそこらではという印象を受けました。

「同年代」と言うからには、セフィロスとジェネシスの年の差は、離れていてもせいぜい2、3歳程度でしょう。

この推測が正しいものだとして、この時ジェネシスが10歳だったとすると、セフィロスは12、13歳もしくは8、9歳。

そんな年で英雄って、一体いつからどれだけ殺しまくっていたんでしょうか?

考えるだに恐ろしいです。

でも、セフィロスがこんなに早くから活躍していたのだとしたら、クラウドはもう少し早くセフィロスを知っていていいような気もしますね。

クラウドがセフィロスのことを知ったのは9歳くらいのようなのですが、彼とセフィロスには10歳程年の差がありますし、『CRISIS CORE』ではセフィロス達ソルジャーが「世界を守るヒーロー」と触れ込まれていて(敵は誰でしょう?(笑))、小さい子供でも彼らを知っていたので。

クラウドの故郷は電子機器とはあまり縁のなさそうな田舎でしたが、発電所のような施設がある以上、そこの住人が電気を使っていないということは考えにくいので、ちゃんとテレビやラジオもあったと思いますし。

田舎で外界を知るテレビやラジオに無関心な人は少なそうですしねえ。

些細と言えば些細なことなのですが、なまじ小説などを書いていると、こういうちょっとしたところも気になって仕方がありません。

かと言って、設定の甘さや齟齬が自分の作品にないかと言うと、それは絶対に有り得ないでしょう。

難しいです、設定。







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