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その名を口にするなかれ 彼は再び降りてくる

こんにちは。

小説家志望の私ですが、まだ性懲りもなく夏コミ用の『FFⅦ』漫画をたらたらと描いていたりします。

ですが筆が死ぬ程遅いので、睡眠時間を削る毎日。

『FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN』や『FINAL FANTASY Ⅶ DIRGE OF CERBERUS』をBGMに(『DIRGE OF CERBERUS』はゲームで映像作品ではありませんが、ゲーム画面を片っ端から録画して編集しました。我ながら自分の愛に拍手を贈りたいですね(笑))原稿を描いていたのですが、疲れが溜まってどんなにみんなの声を聞いていても頑張れなくなってきました。

なので、気分転換に『ADVENT CHILDREN』の中で流れていた「再臨:片翼の天使」(『FFⅦ』において、最後のセフィロス戦で流れていた「片翼の天使」のアレンジヴァージョンです)の歌詞でも調べるかと、インターネットで検索をかけてみることに。

ちなみにタイトルは「再臨:片翼の天使」の詞の一部です。

口にしてはいけない筈の名前を、「セフィロス、セフィロス」と平気で連呼するところがちょっとおかしいですね(笑)。

「片翼の天使」にも歌詞があるのですが、「カルミナ・ブラーナ」(バイエルンのベネディクトボイレン修道会で発見された詩歌集)の中から、セフィロスのイメージに合うところを5つばかり抜き出したものなので(そのため歌詞はラテン語)、繋げてみても意味がうまく通りません。

訳にはいろいろと説があるそうで、「来たれ、来たれ、愛しの人よ、来ずば焦れて死のうものを」というところなどは、「どうかお願いです。私を殺さないで下さい」という風にも訳せるとのこと。

曲を作られた植松伸夫さんは「来るな、近寄るな、殺さないでくれセフィロス」という訳にしたそうですね。

命乞いが詞に入ってるあたりがあの人でしょうか(笑)。

なお「再臨:片翼の天使」には、『ADVENT CHILDREN』でディレクターを務めた野村哲也さんが書き下ろした歌詞をラテン語にした詞が使われているのですが、日本語の詞を見てびっくり。

その詞とは、

来よ、来よ、愛しの人よ
さあここに来て、私に再び死を与えよ

「愛しの人」って、やはりクラウドですか?

「片翼の天使」では、「来たれ~」のところが違う詞でしたが、こちらではもう堂々と「愛しの人」という言葉が使われていたので、かなりびっくりでした。

憎しみは相手への執着で、愛と紙一重だと言いますが、本当にそうなんでしょうね。

でも多分セフィロスはそれさえわからずに、延々とクラウドを殺す時を夢想していたんでしょうが。

何とも痛々しい人です。

夏コミの無料配布は無理でも、いつかセフィロスを主人公にした小説を書こうと、決意を新たにした今日でした。






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