お姉ちゃんって、セフィロスに似てるね
書き上がった「Sevens Party 2」用原稿を妹に見せたところ、タイトルの台詞を言われました。
人の話を聞かないところとか、自分が悪くても謝らないところとか、やりたくないことは基本的にやらないところとか、気分屋なところとか、認めたくはないですが確かにそっくりです(笑)。
以前から薄々わかっていたことではありましたが、「やっぱり私って自己中心的で冷たい人間なんだな」と改めて思いました。
流石にセフィロスには負けると思いますが(笑)。
今回自らに課した「20代を20代に書く」という目標は、一応達成されたようです。
正確には「20代の男の人ってこういうもん? よくわかんないや。あんまりそれくらいの年の人が主人公の小説って読まないし」と言われたのですが、とりあえず違和感があるとか若いという印象はなかったそうなので、多分クリアできたと思います。
でもこれって階段をまた一つ上ったというよりは、単にセフィロスとの相性が良かっただけのような気もしますね。
何しろセフィロスと私って性格が似てるので(笑)、キャラが割と容易に掴めるんですよ。
半月程前に妹から駄目出しの嵐を食らったオリジナル作品に出て来た男性は、セフィロスとは正反対の穏やかな人でしたから、やっぱりもっと人間というものの理解に努めないといけないなと思います。
さて、Productで漸く表紙がお披露目となった今回の本ですが、表紙を見てぎょっとされた方もいるかも知れませんね。
何しろ、
あのセフィロスが髪に花を飾っている!
のですから(笑)。
「20代半ばの男性の頭に花ってどうなんだ」と思わないでもなかったのですが、美人と見れば男女を問わず飾り立てたくなる性質なので、思い切って「頭に花」で行ってみました。
裸なのは、いつもの服を着せると完璧にギャグになると思ったからです(笑)。
頭に花を付けていても違和感のない服を着せて上げられれば良かったのですが、私にはとても無理だったので、手抜きも兼ねて裸にしました。
ちなみにあの花は「月宮殿」というサボテンの花のつもりです。
全く似てませんが(笑)。
小説のタイトルが『覇王樹(サボテンの別名)は、銀色の髪に似た美しい水を浴びる』で、本のタイトルが『Cactus』(英語でサボテンの意)、描けるかどうかわからないおまけ漫画のタイトルが『サボテンだ!』なので、表紙にサボテンを描こうと思ったのですが、ちょっと捻ってサボテンの花を描いてみました。
「何故そうサボテンに拘るんだ」と思われたそこのあなた、1冊2~300円の予定なので、どうかお手に取って見て下さい。
それでは。
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