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『FFⅦ』って実はホラー

と『ADVENT CHILDREN COMPLETE』を見て思いました。
「必ず返してもらうからね」というカダージュ君の台詞の言い方が怖かったり、黒い靄のようなものがドアから染み出してきて画面が暗転した後に「見付けた」というカダージュ君の声が入る演出など、完璧にホラーだとしか思えません。

よく考えてみればラスボスのセフィロスは既に死んだ人だった訳ですし、本編からして立派にホラーな展開ですよね。

死人と言えばエアリスとザックスもですが、セフィロス戦でピンチに陥ったクラウドの前にザックスが出てきたのは、ファンの皆さんの間ではあまり評判が宜しくないようです。

私も前の方が良かったなあと思いました。

流れがぶっつり切れてしまっていて、その後にくる「大切じゃないものなんか、ない!」というクラウドの台詞が取って付けたような感じになっていたので(笑)。

個人的には、決戦後にエアリスがカダージュ君を連れて行ってくれた後の、クラウドへの不意打ちもない方がいいのではと思っています。

「ああ、エアリスありがとう」という思いでいたのに、あの一撃で穏やかな雰囲気が見事にぶち壊れてしまいましたからね。

あのまま終わった方が綺麗だった気がするので、私はNovelのOtherで連載中の『Catharsis』では、敢えてその辺は書きませんでした。

そしてセフィロスの救済に全力を挙げていたりします。

カダージュ君はエアリスにあっさり絆されていましたが、彼はセフィロスとイコールの関係にはないようなので、やっぱりセフィロスはずっと一人きりのままなんだろうなあと思ったら、どうしようもなく救ってあげたくなった次第です。

そのためにここまでちまちまと作品を書き溜めてきました。

クラウドもセフィロスもいい加減幸せになっていいだろうと思ったので。

只の自己満足でしかありませんが、どうしても書かないと気が済みません。

自分の中で区切りが付くまで頑張ろうと思います。







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