『CRISIS CORE』オープニングムービーと、「ザックスは何歳だ論争」の結末
オープニングムービー!
一言で言って、
ザックスがとっても可愛かったです!
あんまり可愛くて、思わずパソコンの前でくすくす笑ってしまいましたね。
多分クラウドにとってはお兄さんみたいな人だったのでしょうが、本当に子供みたいで可愛いです。
お兄さんと言えば、彼ってクラウドと2歳しか違わないんだそうですね。
ついこの間、とあるサイトさんで公開されていた公式年表で知りました。
公式年表の存在は知っていたものの、見ない方が二次創作はやりやすいかなと今まで見ていなかったのですが、ふと「ザックスは何歳だ論争」に決着を付けたくなったので、思い切って見てみたら2歳差だったという訳です。
以前こちらではクラウドと3、4歳差で彼の推定年齢をはじき出しましたが、私元々は2、3歳差説を提唱していたので、上げなきゃ良かったと少し後悔しましたね。
ちなみに推定年齢を上げたのは、
クラウドの駄目ぶりを少しでも下げたかったからです。
年の差はたった2つでも、ザックスとクラウドの階級差は2つどころではありません。
つまり、それだけクラウドが駄目駄目ということになってしまうんですよ!
そのことを「5歳差説」を提唱する妹達に指摘されてから、ちょっとだけザックスの推定年齢を上げました(笑)。
「焼け石に水」という言葉が頭をよぎったりもしますが、多分あれですよね、クラウドが普通で、ザックスが凄すぎただけなんですよね。
ザックスがどのタイミングでソルジャークラス2ndから1stに昇格したのかは、現時点ではよくわかりませんが、『FFⅦ』本編より7年前と仮定すると彼はその時16歳。
何でも入隊したのが13~15歳だそうですから、仮にクラウドと同じ14歳で入隊したとすれば、たった2年で一兵卒から軍のトップであるソルジャークラス1stまで上り詰めたことになります。
異例のスピード出世と言えるでしょう。
英雄と言われるセフィロスなら、1年くらいでそれだけの出世をしてのけたかも知れませんが。
でもまあ、あの人なら初めから特別扱いで、いきなりソルジャーなんてこともあったのかなという気もします。
新羅の人達にとって、セフィロスは他ならぬ自分達が作り出した生体兵器で、実力は折り紙付きな訳ですし。
という訳で、こんな人達と普通の人間を比べるのは明らかに間違っていると思うので、是非ともクラウドを温かい目で見てあげて欲しいと思います(笑)。
ちなみにわからないわからないと言っていたセフィロスの年齢ですが、公式年表でも彼の生年月日は明らかにされていないようですね。
常々ミステリアスな人だなあとは思っていましたが、ここまで徹底されていると、最早拍手を送りたくなってきます。
なお、我が家における彼の推定年齢は、
27、28歳。
ザックスに関しては意見が真っ二つに割れたのに、不思議とセフィロスに関しては意見の一致を見ました。
しかし、もし彼がこの通りの年齢だったとすると、30歳近い男の人が「母さん、いっしょにこの星を取りもどそうよ」とか言っていたことに……。
大量無差別殺人をやらかしてしまう狂気とは、また別の狂気を感じてしまいますね。
しかもあの人、173cmのクラウドより頭一つ分くらい背が高く、恐らくは190cmの大台に乗っかれるくらいなので、あの図体で「母さん、母さん」言うのは余計に異様かと(笑)。
あんなに優雅で綺麗な人なのに、本当に勿体無いです。
涙が出そうですよ、ええ。
あの人の境遇を思うと、更に泣けてきます。
だって、両親はマッドサイエンティストで、実験のために生み出されて、親を(恐らくは愛情も)知らずに子供のまま育って、英雄なんて言われるくらい人をたくさん殺して、『CRISIS CORE』では友達を二人も失くしてしまうようですし、自分がデザイナーズチャイルドだとわかった時には、その事実に耐えられなくて、友達だったザックスやたくさんの人達を殺傷してしまった上に、最後は若くして死んでしまうんですよ?
「『FFⅦ』不幸な人ランキング」とかやったら、絶対上位入賞間違いなしの悲しい人生です。
「自分が不幸だから何をしてもいい」という訳ではありませんが、星を破壊しようとした彼は、きっとただ幸せになりたかっただけなのでしょう。
幸せになるためにああいうことしかできなかった彼が、余計に悲しく思えます。
『CRISIS CORE』では、今まで知ることのできなかった彼をたくさん知ることができそうで、とても楽しみなのですが、その分悲しい思いをすることになるのでしょうね。
未来は変えられるのかも知れませんが、過去は決して変えられませんから。
「この人達がいずれ殺し合うんだな」とか「この人、もうすぐ死んじゃうんだな」と思うと、どうしようもなく悲しくて、夏コミ用の原稿を書きながら、時々ふと泣きたくなったりしてました。
過去は決して楽しいことばかりではありませんが、今もまだ生きているクラウドには、いつまでもみんなのことを覚えていて欲しいと思います。
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