スペース借ります
そしてそのスペースの端をお借りして、無料配布本を置かせて頂くことになりました。
日記に思い切り「サプライズ!」と書かれていたので(笑)。
それともあの「サプライズ!」は、「オリジナルだと思ってたら『妖怪アパート』だったよ、びっくり!」という意味だったのでしょうか(笑)。
真実はLinnさんのみぞ知るところですが、とにかく今回置かせて頂くのは『妖怪アパート』ものです。
400字詰め原稿用紙換算10枚程度の短編で、主人公の夕士君という男の子と、千晶先生(夕士君の担任の先生です)のお話です。
タイトルは『大人と子供の境界線』。
いかにも真面目そうなタイトルに相応しく、千晶先生が先生らしい真面目なお話をしてます。
「大人と子供」というテーマは以前から書いてみたかったので、なかなか満足な一作です。
しかし、二次創作でこれだけ堅かったり重かったりするテーマばかりチョイスしてるのは、世界広しと言えど私くらいでしょうね(笑)。
でも二次創作って、練習には結構便利なんです。
以前後輩が「長編を一本書くより、短編を何本も書いた方が力が付く」と言っていましたが、たかが短編とはいえ、オリジナルで書こうと思うと全部一から考えなくてはならない訳ですから、結構な負担になります。
そこ行くと、二次創作って短編書くには打って付けなんですね。
もう世界観やキャラクターが出来上がってますから、書き手はストーリーや構成に全力を割ける訳です。
ついでに描写や説明の練習もできます。
正直なところ構成力が上がったなという実感はあまりないのですが、「読者にとって必要な情報は何か」「説明的にならず、自然に情報を開示するにはどうすればいいか」といったことは大分わかるようになった気がしますね。
ですが本当に書く力を付けようと思ったら、オリジナルを書くのがベストなので、これからも程々に書いて行こうと思います。
少しずつ『妖怪アパート』も増やせて行けたらいいですね。
Linnさんに贈った夕士君&龍さん小説に次いで、まだたったの2作目ですが。
しかし、自分が作ってないキャラを動かすのはやっぱり大変です。
龍さんは夕士君との何気ない会話がどうもらしく書けずに、口惜しい思いをしました。
尤も物語のラスト付近の台詞は、龍さんの超然系キャラらしい感じになったかなと自分では結構気に入っているので、最小値が低い反面最大値が高くなったという印象ですね。
千晶先生は、あの軽い感じの口調がなかなか書けずに苦労しました。
一旦調子を掴んだら後は割合スムーズに書けましたが(ちゃんと書けているかどうかは別として(笑))、難しさでは千晶先生の方が上でしたね。
ですが一番書いてて「駄目駄目だ!」と思ったのは夕士君です。
全然元気良くないです(笑)。
話の雰囲気を壊さないように、意図的にそういう風に書いた部分もありますが、それにしたって別人です。
元気な夕士君がお好きな方、ごめんなさい(ぺこり)。
でもできればお手に取って下さると嬉しいです。
まあ、どの道城に置くつもりなんですが、私のことを知らない方と新しくご縁ができればいいかなーと。
よろしくお願いします。
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