「Sevens party 2」に行って来ました
昨日、『FFⅦ』オンリーイベント「Sevens party 2」に行って来ました。
原稿が終わらずに、家を出る30分前まで原稿を書いたり印刷したりしていました。
何分ばたばただったので、中書きのページが前後していたり、フォトショップが操作を受け付けなくなって、フォントサイズが統一されていなかったりと、かなりとんでもないことになっています。
申し訳ありません(ぺこり)。
去年の夏コミも家を出る当日になって印刷したりしていましたが、会場で製本する羽目に陥っているところを鑑みると、状況としては今回の方が悪いですね(苦笑)。
私にとって絵を描くことは、決して気楽にできることではないので、ギリギリにならないとなかなか描く気になれないんですよ。
大変なのでいっそ小説だけにしようかとも思ったのですが、思い切って頑張ってみました。
小説のタイトルが決まらずに悩んでいた時、妹が案を出してくれたのですが、あまりにも内容とかけ離れた能天気さだったので、瞬時に却下したんです。
でもそのタイトルをどうしても使って欲しいと言われたので。
ちなみにそのタイトルは『サボテンだ!』。
妹が言うには、小説にサボテンが出てきて、尚且つ『FFⅦ』に出てくる「サボテンダー」というモンスターに掛けて『サボテンだ!』で、「!」がポイントだそうです。
使うなら「!」を必ず入れろとしつこく言われました。
余談ですが弟も案を出してくれまして、そのタイトルは『生命の木と覇王の木』と言いました。
「生命の木」というのは、セフィロスの名前の由来となった「セフィロト(SEPHIROTH)」のことで、「覇王の木」はサボテンの別名である「覇王樹」のことです。
早い話が『セフィロスとサボテン』(笑)。
何だかわかりにくいのでこれも却下しましたが、小説の仮タイトルは『サボテンと英雄と長い髪』でした。
同レベルですね(笑)。
まるっきり関連性のなさそうなものを並べて、読み手の興味を引くようなものにしてみたつもりなのですが、「ギャグならいいけど、シリアスでそのタイトルはないだろう」と言われて改題しました。
多分「サボテン」というのほほんとした響きの言葉がいけなかったのでしょうが、サボテンは大事なキーアイテムなのでどうしても出したかったんですね。
そこで広辞苑でサボテンの別称を調べたところ、「覇王樹」というものがあったので、「おお!何か英雄なせフィロスっぽい響きだ!」とタイトルに覇王樹を入れることにしました。
そして最終的には、『覇王樹は、銀色の髪に似た美しい水を浴びる』に落ち着いた訳です。
いいのか悪いのか自分ではよくわかりませんが、思い付いた中ではこれが一番マシでした。
なお、本のタイトルになっている『Cactus』も小説の没タイトルから引っ張り上げてきたもので、英語で『サボテン』という意味です。
妹が「これかっこいいから、本のタイトルにしなよ」と言ってくれたので、その通りにしました。
その『Cactus』ですが、プリンターの予期せぬ反乱に遭って、オリジナル以上に見苦しいものになってしまいましたね(涙)。
プリンターの奴が、何故か久々に灰色を緑と認識して印刷しやがったので(怒)。
途中で印刷を止めて、インクタンクを取り出してみても黒インクを足してみても変化はなく、おかげで表紙のセフィロスは緑色。
「おい、お前。この色が緑に見えるのか?お前は機械の癖に、時々色盲になるようだな」などと皮肉を言ってみても始まりませんし、何より時間がなかったので、泣く泣くあきらめましたが。
ちなみに、こういう困ったさんプリンターは他にも存在しているようです。
前書きに書いたプリンターの反乱を見たお客様に「自分もこういう体験がある」と言われたので。
こんな訳のわからんプリンターは我が家にしか存在していないに違いないと思っていたましたから、大変驚きました。
その方は取り替えたばかりのカートリッジを破棄することで、プリンターに正常な活動を再開させたそうですが。
私も方法の一つとしてそれを考えましたが、アンジール並みに貧乏性な私なので、とてもそんなことはできませんでしたね(笑)。
なお、そのお客様は「プリンターが緑」の行を気に入って下さり、在り難いことに本をお買い上げ下さいました。
どうもありがとうございました。
いらして下さった他のお客様方にも、心より御礼申し上げます。
話変わって、会場でふと思ったんですが、オンリーイベントってコスプレの方が多いですね。
きちんと数えた訳ではありませんが、多分一番人気はクラウドだったと思います。
『ADVENT CHILDREN』バージョン、『CRISIS CORE』バージョン、『KINGDOM HEARTS』バージョンなど、いろんなクラウドが見られて楽しかったです。
他にもザックスやセフィロスなど、お馴染みのキャラクターが闊歩しまくっていましたが、その中に見慣れない女の子がいました。
金髪のおさげに紫のドレス。
「こんな子『FFⅦ』にいたかな」と考えること暫し。
はたと気付きました。
あれは、「女装クラウド」だったのだと!
『FFⅦ』本編をプレイした方ならご存知でしょうが、クラウドが女装するイベントがあるんです。
ちなみにその方は女性で、同じく女性のお友達(こちらも女装クラウドコス)と仲良く並んで歩いておられました。
数あるコスプレイヤーさんの中でも、女装クラウドになっていたのはそのお二人だけだったと思います。
セフィロスも意外と少なくて、多分お二人だけでした。
歩く度に揺れるさらさらの長い銀髪に思わずときめき、ついつい目で追いまくってしまった私。
どうやら自分で思っている以上に長い髪が好きみたいです。
美声が好きで好きで好き過ぎて、未だにアニメを見ては声優さんの声に蕩かされている私なので、声フェチの自覚はありましたが、まさかさらさらロングヘアフェチでもあったとは自分で自分にびっくりです。
ただ長い髪を描くのが好きなだけのつもりだったのに(笑)。
新たな自分を発見した1日でした。
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